ヒビノキ547（11月19日〜11月25日までの１週間／週後半）

11月19日〜11月25日までの１週間分の日記です。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常が垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2017／11／23／Thursday
　仕事。

『Just Because!』 第７　「Snow day」
http://justbecause.jp/
この「ダメ」はいいな。
誤解はあったとはいえ、無断写真撮影の容疑（？）で警察のやっかいになった恵那。
瑛大は彼女を偶然保護。センパイのせいと八つ当たりする彼女へ「やれやれ」と、
くだんの写真の使用許可を約束する。
だが恵那は完全な恋愛感情のうえで瑛大を意識するようになってしまって……。
爆弾は恵那か。ただ瑛大の視線は夏目へと固定されたままだ。
そりゃあ推薦をけって夏目の行く大学を受験する。
大雪でセンター試験に向う道中、混乱する彼女のために、
矢も楯もたまらず走り出すくらいだもんなあ。
おそらく、この作品において一番フラフラしているのは夏目。
恵那が「瑛大センパイとデートすると」と夏目に切り出し
「ダメ」といってしまった台詞は本音なんでしょう。
ただ、森川が服選びに男性を意識しだした時点で、陽斗とくっつく展開はありそう。
なら、ますます複雑というか、
これだと最後に「夏目だけ１人になりました」になりかねん。

『十二大戦』 第８話　「竜頭蛇尾（後攻）」
http://12taisen.com/
戦士の能力基準がよくわからん。
「巳（断罪・弟）」の死体の予想もしなかった攻撃に協力。
事態打開に当る「丑（失井）」と「寅（妬良）」。
その協力を上空で観察しながら兄は生前の弟とすごす過去の日々を想う。
「辰（断罪・兄）」の記憶は彼等の行状を裁く裁判の記憶へさかのぼり……。
たしかに失井の指摘どおりだ。
「卯（憂城）」は、なんで迂々真の死体を使役しなかったのか？
人数制限あり？　それとも自分で殺害しないとダメ？
それはおいておいて、今回は、ほぼ全部、断罪兄弟の回想。
滅茶苦茶な兄弟ですけど、それでも絆はあった
……って、物語の作り方は理解しました。
でも１話まるまる消費する必要もなかったような。
最初の「戦士の能力基準がよくわからん」っていうのは、超常の死体相手とはいえ、
それほど失井が警戒する必要ってあるのか？
バラバラにしても塵芥（ちりあくた）にしないと動き続けるってこと？

■2017／11／24／Friday
　下の子と一緒に神田に営業にでかけ、すれちがった１90cmくらいの背の高い人に、
　「さっきのヒトすっげえ背高かったね」
　「いや、そうはいいますけれど、おくのさんもたいがい背高いですよ？」
　そ…そうか。

『少女終末旅行』 第８話　「記憶／らせん／月光」
http://girls-last-tour.com/
＞＜ たまひゅんな。かわらず上層をめざすチトとユー。
２人は様々な品物がおさめられた黒い壁（？）が立ち並ぶ場所を進む。
ちーちゃんはやがて、黒い壁の役目を思い付き……。
黒い壁の林立――つまりは立ち並ぶ墓ってどういうことなんたろうな？
墓石って死者の識別のためですし。結局、想像するしかないんだけど、
作者は２人の旅路の終着をどうするんだろう？
おそらく原作は最終展開。
もしかするとテレビアニメが終了する前後で原作も終了かも。
現在の原作の雰囲気と空気感から振り返ると、
この時期の２人はまだ救いがある。
「ぐるぐる」「ぐるぐる」と上を目指す「らせん」のパートは、
最後の昇降部分の描写にまじで身がすくむ。
一方、「月光」のパート、ビールで飲酒の場面は、
月光が照らし輝いた階層都市の描写（美術）がまことにいいな。
おそらく、この配分だとテレビアニメはヌコとの遭遇で最後なのかな？

■2017／11／25／Saturday
　『ジャスティス・リーグ』――。

　ジョン・ウェスドンはザック・スナイダーの撮った物を、カットしつつ、
　再構成したらしいけれど、これはこれでよかったんじゃないかなあ。
　ヒーローの活躍に映像が集中してるし、おおむね好評ならもとの３時間は、
　長尺すぎるってことになる。マーベルと違い、人生の蔭を強調する、
　DCヒーローの一致団結。大変よいです。今年のアメコミ映画はDCに軍配をあげる。

『宝石の国』 第８話　「アンタークチサイト」
http://land-of-the-lustrous.com/
ここからどんどんシリアスになるで。インクルージョンの残骸、
流氷の囁きと誘いに海中に両腕をしずめてしまうフォス。
アンタークは海に潜り必死でフォスの両腕を探す。
……が、発見すらもできず。アンタークは責任を痛感。
先生は両腕を失うフォスにオの浜を捜索するように指示。
２人は宝石が誕生する断崖へ向い……。
両腕を失うフォスが可変可能・伸縮可能な金を取り込み体質が変化。
突然の晴天に月人が襲来。
一度はボロボロになりながらも襲撃を撃退するアンターク。
再度の襲撃にバラバラに。月人に回収されてしまう。
フォスは金の腕を無理矢理うごかし追走。
あたらしくて強い手、あきらめないし、無理する勇気だってフォスにはある。
だが届かず、救えず、仲間はうばわれる。
彼女の身代りにアンタークは月へ。そうして冬があける。
来週からいままでとちがう雰囲気の物語がはじまるのか。

『ラブライブ！サンシャイン!! 第２期』 第８話　「HAKODATE」
http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/
廃校決定から数日。
「ラブライブ」に浦の星女学院の名を刻む！
を、あらたな目標に決勝へ挑むAqours。
一行は北海道地区の予選決勝戦へゲストとして招待され……。
Saint Snow（セイント スノー）敗北。とはいえ１期のアライズをふくめ、
「ラブライブ」のライバルって、結局、
主役のスクールアイドルを盛り上げる呼び水でしかないんだよな。
ですからたとえば、「相手スクールアイドルと行う対決」や「競争」をメインにして、
まだまだまシリーズ自体に新風を吹き込む、ことなる見せ方はできると思ってます。
それはおいておいて、これは聖良と理亞、ダイヤとルビィの合せ鏡の話。
両方の姉は今年で高校生活が最後。一方、２人の妹は１年。
今年を最後にもう姉妹一緒にスクールアイドル活動はできない。
なら２人の妹はどうするのか？　って展開にするまでの過程と経緯はよかった。
来週は黒澤妹と鹿角妹のステージになるわけか？
いや。まさかね。

『魔法使いの嫁』 第７話　「Talk of the devil, and he is sure to appear.」
http://mahoyome.jp/
（光源の意味で）いくらなんでも暗すぎやしないか。
いや、変身したエアリスも黒犬（こっけん）のユリシィも、
体色は黒色でしょうがないが――（ウィル・オー・ウィスプも黒色だしなあ）。
アリスたちをかばいチセが傷を負う光景に激怒。
「裂き喰らう城」――ピルム・ムーリアリスたる正体を現すエアリス。
エアリスは「裂き喰らう城」の異名のとおり、
まさしくカルタフィルスのキメラを裂いて喰らう。
一方、「カルタフィルス」とエアリスへと呼ばれ彼も異形の正体を現し……。
最大の庇護者と最大の敵対者が双方人間などではなかったとわかる。
同時にイザベルの存在を冒涜するカルタフィルスにチセは激怒。
無尽蔵で驚異的な力を表しエアリスに制止をされる。
結局のところ、今回の話の最大の主題は、
エアリスがユリシィと契約し使い魔を獲得するまで
……なんだけれど、
最初にふれたように画面が真っ暗でよく見えない。