なんだ、もうビビッて止めるのか・・・

今の研究機がそのままF3につながるとは思っちゃいないよ。
「心神」に至っては現実味は全くないといっていい。

F3開発に当たってステルス性能の研究用だが、並行して新型エンジンのテストベッドとしての役割やその他の先進技術の実証研究に寄与することができるだろう。

技術的にも機密事項が多いので共同開発とはいえ米国以外は考えられないが、開発においてのイニシアチブが取れないのであればメリットはないだろう。

となれば独自開発しか道はないのだが、お金がかかろうがなんだろうがこの道は残すべきだ。このタイミングで始めないとこの先ずっと米機のライセンス生産に甘んじることになる。

実用機としてはアタッカーだろうが、サイズアップしてインターセプター、そして航続距離を伸ばして敵基地攻撃力を備えたファイターへと進化していけばよい。

さらにAIを駆使した無人作戦機など独自開発ならではの展開が期待できる。

防衛装備はお金がかかって当たり前。輸出先は安全保障面を考慮すれば限られてくるからあまり採算に拘るのはナンセンスだ。

小利口な役人は米国とは今の距離感と役割分担が一番都合がいいと考えているわけで、将来像を描くつもりは毛頭ない。これを現実的と見るか、先見性がないと見るかは神のみぞ知るといったところだが、中途半端が一番よくない。将来の日本を見据えるならばこのタイミングは逃すべきではないと思うけどね。

防衛省、Ｆ３戦闘機の開発決定先送り検討＝関係者
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=52&from=diary&id=4857026