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2017年11月05日22:37

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ヒビノキ544(10月29日〜11月4日までの1週間/週後半)

10月29日〜11月5日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常が垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2017/11/2/Thursday
 新人の子の話。なるほど。
 地方から就職で上京した場合、要人警護の東京においてロッカーがふさがれ、
 ゴミばこが撤去されて、いつもよりパトロールの警官が多い。
 その状況がはじめてだと。なるほど。そういえばそうだよな。

『Just Because!』 第5話 「Rolling stones」
http://justbecause.jp/
やっぱりまだ逆転はありか。森川へ陽斗が告白し玉砕。
その事実を、やんわり周囲が把握しつつ始まった3年生三学期。
ベンサン(渡部先生)さえ消化期間といわく、その微妙な時期に、
それぞれの進路はせまり……。
この作品は超常作品でもSFでもない。物語のなかで「あるべき現実」の恋愛を描く。
なら陽斗の告白に「とまどう」森川も、
兵庫に行く進路に相手を想い告白を拒否する彼女の真理も真っ当。
というか、いい娘だな。森川。ただ、彼女は陽斗へ好感はもっていて、
突然の告白に「ちゃんとした返事ができなかった」と後悔している。
前回の予想はまんま正解でしたけれど、
その胸中を、どうして夏目に相談しちゃうのかねえ……。
で、夏目本人も、どうして森川を応援しちゃうのかねえ……。
確定した未来にクサクサしていた陽斗が、
就職先の草野球の真剣さに自身を取り戻す部分はいいな。
大人になろうとも真剣なものには真剣よ。

『十二大戦』 第5話 「羊の皮をかぶった狼」
http://12taisen.com/
未(必爺)の独白と戦略。
申(砂粒)と子(寝住)が卯(憂城)と遭遇。
憂城は死体作りの効果で巳を連れ2人へ対決を挑む。
一方、老齢の必爺は自身の甘言を使用し、
ライバルを蹴落とす作戦を黙々とかんがえる。
この作品って根っ子の部分は単純――というか西尾維新って、
複雑な話とかトリックって書けんよな。
「戯言シリーズ」初期のトリックの「つたなさ」。
そのあと、結局、バトル的作品になった展開をふくめ、そういう性質はわかる。
ですから必爺の長考も“フリ”で、
このじいさん、虎(妬良)に油断して退場するような気もしてます。
来週で折り返しですけど、戦士の数は現在半分に。
反対にいえば6人の殺し合い――もしくは対決の描写が必要。
だと、案外、ひねりのない話が続き、最後に多少「ひねって」って終了かもなあ。
作者の本質は、そもそも言葉遊び + 会話劇で、この作風では十分活用できていない。

■2017/11/3/Friday
 『アサシンクリード オリジンズ』――。
 
フォト

 
フォト

 アニムスに“2年ぶり”に接続し、
 エジプトでメジャイ(神の戦士の意。本来の意味は単純に“戦士”か“戦う者”)
 をはじめました。アレクサンドリアまできたけれど、
 ロケーションのうつくしさには、ただただ感心。
 
フォト

 
フォト

 シリーズとしては仕切り直し。戦闘システムはがらっと変更。
 自身の印象としてはクエスト部分で「ウィッチャー3」を取り込み、
 戦闘部分はソウルシリーズライク。1 対 1の戦闘へと持ち込まない場合、
 相手に勝てない/倒せない。同時に自身と相手の武器をよく見ないと立ち回れない。

『少女終末旅行』 第5話 「住居/昼寝/雨音」
http://girls-last-tour.com/
たしかに「雨音」の話はアニメって媒体へと落して機能する。
寺院をはなれ、あいかわらず上層の旅を行うチトとユー。
電気と水道は通電・供給されているが、
その生き残るライフラインを使う「ヒト」はいない。
そんななかで2人は、まだ家具の残る家を発見。中に入り妄想をふくらませ……。
部屋で2人が欲しい物を言い合う妄想。
昼寝で見たちーちゃんの夢の話。
……で、最後は雨音から「音楽」を聞き取とる想像……と。
廃墟都市に見た人間の夢想というか「精神活動」の話か。
都市の規模に「どれぐらい人々が居住していたのか?」「(ユー)1000人?」
その言葉に「なら有り得る」っていう、ちーちゃんの台詞がおもしろい。
……と、同時に奇妙でもある。そんなことありえないけど、
2人から見たら数千人とか数万人の人間って想像できないんだろうなあ。
「雨音」の話は絵と音で語るテレビアニメにおいて本当にはえる内容。
特殊EDもよかったです。

■2017/11/4/Saturday
 『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』――。

 キングにおける青春と郷愁と恐怖――その最大の作品は『スタンドバイミー』
 ではなく『IT』だとキングを通読しているヒトならわかるはず。
 本作は、恐怖(ホラー的構築)より「青春と郷愁」へ注力した作品。
 スプラッターとかスラッシャーとか、ホラー的要素を主眼に置いて見ると失敗する。
 その「青春と郷愁」がメインテーマなら、これほどうつくしい映画もないな。

『宝石の国』 第5話 「帰還」
http://land-of-the-lustrous.com/
同胞の解放と引き換えにウェントリコススはフォスをワナにかける。
同時に失踪したフォスが“王”と一緒に海中へ向う事実を知る面々。
宝石らは海へ潜り、フォスを探す。
一方、月人は同胞の解放を反故。さらなる宝石を要求。
そんななかで月人の連れ出すホネガイ――アクレアツスが暴れ出し……。
食うことと、戦うことと、それし能がないアクレアツス。
というかどうして月人も凶暴なアクレアツスを連れて来たの?
アクレアツスは月人を一蹴。弟は姉(リコスス)に“宝石”をさらにとらえて、
同胞を救い出すことを相談。
……が、リコススは独自路線を行く、と、
フォスにアクレアツスの一部をあたえ地上に返す。
フォスは両足を失い、貝殻を加工した足を代用に。俊足を得る。
ただ代償に記憶の一部を失う。
作者は非凡さは、この「完全の喪失」が能力上昇につながり、
同時にフォスという「自我」が消失していくのと等価……ってところだよな。

『ラブライブ!サンシャイン!! 第2期』 第5話 「犬を拾う。」
http://www.lovelive-anime.jp/uranohoshi/
よしこ(ヨハネ!)はかわいいなあ。
本当「犬を拾う話」だけですけど今期で一番よかった。
練習が終り帰宅するとき、偶然、捨て犬を保護。
ところがヨハネの自宅はペット禁止。ヨハネはメンバーの事情を見て、
一番、預け先にふさわしい梨子へ捨て犬をあずけ……。
「ライラプス」でも「ノクターン」でもどっちでもいいわ。名前。
ともあれ犬嫌いのヒトが、いざ飼い始めると、
一番メロメロ & 大事にしはじめる現象そのまま。どんどん夢中になっていく梨子。
ところが、ライラプス/ノクターンは捨て犬ではなく迷い犬。
本当の名前は「あんこ」。2人はしかたなく「あんこ」を飼い主のもとへ帰すことに。
けれども後ろ髪をひかれ、飼い主のもとへ「あんこ」を見に行く――。
この話から「偶然などない」ってむすびつける展開は強引。
ですけど、とにかく「かわいいお話し」でよかったな。
校庭で2人がライラプス/ノクターンの絵を描き、
「……とってこい」と棒を投げるシーンわろた。

『魔法使いの嫁』 第5話 「Love conquers all.」
http://mahoyome.jp/
ヒトは希望にすがる。あとこれはコンテがうまい。抜群にうまい。
「広さ」と「狭さ」、アップとロングの使い方と切り替え方が抜群にうまい。
「ウルタールの澱み」を払う途中、姿を現すミハイルら魔術師たちによって、
自身の寿命と、スレイ・ベカ(夜の愛し仔)の特性を知るチセ。
事実に彼女は動揺し……。
「それでも必要としてくれるから――」
いってみれば正体不明/目的不明のエアリスを肯定するチセ。
だけれどゆがんでるんだよなあ。ともあれチセは儀式の続行を決断。
その過程で過去の真実、魔術士(カルタフィルス)がマシューに甘言を吐き、
希望の“毒”で猫を虐殺させてしまう。
結果、その猫の殺して作った霊薬(?)を呑むミナは、澱みの核へと変化。
マシューは狂い、猫の王が彼を葬る事実を知る。
そこからチセが、2人を命の循環の輪へ戻す場面はものすごくうつくしかったな。
ただ、ミハイルが警告するよう、
過剰な力の発揮の結果なんだよなあ。
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