「1970ボルドー」ワイン会

【2017年11月1日】
第861回の定例会を開催しました。
場所：CAVE de CINQ（中央区銀座）
人数：14名
会費：22,100円（食事7,066円を含む）
ワインリスト：
1) 1970 Ch. Tronquoy Lalande
2) 1970 Ch. Hortevie
3) 1970 Ch. Maucaillou
4) 1970 Ch. Gloria
5) 1970 Ch. Dauzac
6) 1970 Ch. Haut Bailly
7) 1970 Ch. Leoville Las Cases
8) 1970 Ch. Cos d'Estournel
9) 1970 Ch. Pichon Lalande
10) 1970 Ch. La Mission Haut Brion
11) 1970 Ch. Haut Brion
12) 1970 Ch. Latour

個人的な好みでは、
☆☆☆　 6,9,12
☆☆ 　　 1,2,3,4,7,8,10
☆　 　　　 5
でした。

6)は、甘い紅茶や森の下草や黒コショウやチョコレートの香りと、酸味の強い、紅茶や鉛筆の芯やブラックカラントやチョコレートの味わいでした。妖艶な香りが印象的な、美しい熟成ワインでした。

9)は、木樽やバニラやチョコレートやマッシュルームや動物っぽい腐葉土の香りと、マッシュルームや腐葉土や葉巻やタバコや森の下草の味わいでした。樽の風味が前面に出た、複雑な味わいのワインでした。

12)は、燻製肉や紅茶や鉛筆の芯やブラックカラントの香りと、葉巻やブラックカラントや腐葉土の味わいでした。凝縮感のある果実味があり、きめ細かなタンニン分がまだ残る、若さの感じられるスケールの大きなワインでした。

全体的には、期待をやや上回るレベルでした。
予想通り酸味の強いものが多かったですが、ざらつき感はなく、また香りはどれも妖艶でした。
飲み頃のピークは過ぎていますが、状態の良いもの限定であれば、まだまだ楽しめそうでした。