例によって午前中、ぐうたらして過ごし、昼食後に総選挙投票に行く。
雨は大した事ないか、と思っていたけど、歩いて数分の投票所まで行くのに下半身ズブ濡れ、こりゃ堪らんな。
投票を終えて、駅まではタクシーを使ってしまった。
その後、上大岡に移動。今日の映画は「女神の見えざる手」。
これは、アメリカの銃規制強化法案を巡る、ロビイストの戦いを描く映画。
このロビイストと言う存在、日本では余り馴染みがないけれど、それだけにこれは興味深く観た。
主人公となる、敏腕ロビイスト、エリザベス・スローン(原題は「ミス・スローン」なのだ)のキャラクターが強烈。
勝つ為には手段を選ばず、その為には我が身を犠牲にするのも省みない。
彼女は1日16時間、会社で働き、家事もしたくないので会社傍のホテル暮らし。食事は中華ファーストフードオンリー、寝る間も惜しいので強力な眠気止めを処方して貰い、それに興奮剤を服用してホテルでも明け方まで働き続ける。家族関係はなく、性欲はホテルに男娼を呼んで済ませる・・・と「24時間働けますか?」のエコノミックアニマル顔負けの仕事ぶり。
彼女は、高給で雇われているコンサルト会社がNRAの依頼で銃規制法案を廃案に追い込もうとしている事を知ると、会社を辞めて、小さなコンサルト会社に移籍、法案を通す為に戦うのだけど・・・この、違法スレスレ、人間らしさも放棄した戦いっぷりは見応えあり。
NRA側は上院議員を抱え込み、エリザベスを聴聞会にかけて社会的に葬ろうとするのだけど、最後に彼女が仕掛けた罠が強烈。
「ロビイストの戦いは予見。敵の出方を読み、敵が切り札を切った後に最後のカードを切る」
と言う言葉通りの展開には痺れました。
これは、正に仕事の仕方、そして職業倫理をを問う物語なのですが、最後に明かされる秘密・・・それは、エリザベスを雇い入れたコンサルト会社の出した条件。なんと「報酬なしで働く」と言うものだったのですから・・・
いや、これは面白い映画でした。
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