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2017年09月30日16:26

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テクノロジーに生命を吹き込めば 新津由衣さん@渋谷9/23(ゆいちゃんひとみちゃんの新世界★虎の穴 〜初級編〜)

当日記筆者が住んでおります千葉市の市章が、この夏、一日限定でデザインチェンジ…。筆者も当日、ホームページに行ってみると、確かに市役所のトップページの中で、この”ひと”がお出迎えをしていました位置情報

(2017年8月24日付 千葉市役所プレスリリース)
http://www.city.chiba.jp/somu/shichokoshitsu/hisho/hodo/documents/170824-04-01.pdf

いまや、ひとりの”アーティスト”とまでいえる存在となった、あの初音ミクとのコラボデザイン。確かに真ん中の十字部分に、まわりの月形…と、うまくはめ込めんでいますね指でOK

テクノロジーの進歩は、筆者の生業はもちろんのこと、”おと日記”的領域でも、いろんな楽器の音はおろか、この初音ミクのように、いまや歌声にまで、ごく普通のものとして浸透しています。

もっとも、テクノロジーは、それを使うひとの感性で、いかようにも染まっていくもの。筆者も、いまはIT屋パソコンの端くれとして、また昔々のコドモ時代には、エレクトーンを習っていた者としてムード、そのテクノロジーに生命や彩りを吹き込んでいくのは、やはり人間であると思うわけであります。


さて、おと日記としてはかなり久しぶりのダブルヘッダーを敢行した、ことしの秋分の日。昼間の板橋(繭さん・岡田茜さん・Ailaさん)から、場所を渋谷に移しての夜の部は、お久しぶりのこのひと、新津由衣さんの登場であります。

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”RYTHEMのゆいさん”の頃から数えると、筆者が観はじめてからそろそろ10年…。思えば長いものです。6年前のRYTHEM解散後、Neat'sさん名義でのソロ活動をされてきましたが、今年の夏は、ご本名である新津由衣さん名義での再出発となっています。ソロ活動移行後も、折々でそのパフォーマンスを観てきましたが、ここしばらくは生業の都合上、今一つタイミングが合いませんで、前回はというと、おととしの年末のこちらでありました。

(2015年12月18日@新代田 withタイナカ彩智さん)
https://ameblo.jp/maruyui-otonikki/archive4-201512.html

この日は、新津由衣さん名義のこけら落としである”ライブハウス10本”武者修行ツアー”に続く、「虎の穴」シリーズ初回のステージ。純粋にシンガーソングライターとしての存在感もさることながら、Neat'sさん時代から、すべての音をご自分で重ねる「宅録」で曲を作るアーティストとしての存在感を徐々に増してきていますレンチ。今回のステージは、その「宅録」を最大のテーマに打ち出した、いわば”実験室の公開”という雰囲気を持ったものであります。

その”実験室”につけられた「虎の穴」というネーミング。そのホームページでは、「虎の穴」としての相方である、あずまひとみさんとともに、なぜかプロレスのタイガーマスクで顔を覆い、服はセーラー服という出で立ちでの動画が…。前説でもお二人が、タイガーマスクで顔を覆った姿で登場。開演まではあくまでも”謎の存在”だったみたいですウッシッシ


”実験室”の公開が始まると、まずはあずまひとみさんのバンド「キスできればそれでいいしス!!」から。シンセサイザーに電子ドラムという組み合わせ。サポートの二人のイケメン男子も、エレキギターにエレキベースと、徹底的にテクノロジーの恩恵にあずかる構図ですレンチ。そこに声を乗せていくわけですが、バンド編成なので、まずは盛り上げる役目。キャパ100人弱の会場内は、一気に熱気を帯びていきますグッド(上向き矢印)

続いて、おふたりが今回の”師匠”と仰ぐ、Two Buffalo Daughterのお二人の、インストアクト。オンドマルトモ(←その場では完全には聞き取れず、由衣さんブログから確認させていただきましたm(_ _)m)という、古い仕組みのシンセサイザーを操っていきますムード。セッティングに幾分手間取ったせいもあるのか、しばらくチューニングと思っているうちに、いつの間にか曲に入っています。その雰囲気は、同じようにテクノロジーの恩恵を受けていても、かなりアナログ。そうでなければ、幻想で包んでいく空気感です。生命の込め方一つで、本当に自在に変わっていくのが印象的ですぴかぴか(新しい)


そして、新津由衣さんの出番。本名名義では、あえてポップに振ると決めたそのステージは、きわめて軽快に進んでいきますグッド(上向き矢印)。RYTHEM時代の曲のうちの、ミディアム〜アップチューンの曲を集めて、もう少し大人っぽくアレンジした感じ…というと、少しは雰囲気が伝わるでしょうか。ただし、ご本人の出で立ちは、アフロヘアーに、イニシャルのNYのフェイスペインティング、そしてカジュアルテイストな衣装ですので、さきほどの例えよりももっとポップ路線ではあります。題材が重たいテーマでも、明るい味付けだったりしますねウインク

もっとも、曲調は新生”新津由衣さん”のものですが、要所要所で、あぁ、あの(RYTHEMの)ゆいさんだという感覚を、筆者の耳は覚えていたみたいです。やっぱり、テクノロジーの恩恵たっぷりでも、その音は、由衣さん色です。

由衣さんのほうは、撮影OKになっていましたので、ささやかに雰囲気をば…カメラ

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さて、3組のステージが終わりますと、今度は、「曲の作り方教室」。Two Buffalo Daughterのお二人を先生に、由衣さんとひとみさんが生徒…という設定で、その場で曲を作っていきます。由衣さんとひとみさんが使っている機材、ドラムやパーカッション、いろんな楽器でのメロディー、その場の生演奏や鼻歌の取り込みなど、何でも来い!のワンダーランドマシン指でOK。はたから見ていると、本当にノリで作っているように見えるのですが、これに機械ならではの緻密さが加わって、いい感じの曲(の一部)に仕上がっています。大げさではなく、本当にマジックを見ているかのようでした。

機材は、こんな感じで場内に公開されていました。これ一つで、何でもできちゃうんです。

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こうして、転換を入れると3時間余りの”実験室公開”は、無事お開き。
新津由衣さんとしての次の大きなステージ、そして”虎の穴”シリーズの第2弾の予告がなされ、ご挨拶に出向きます。ひとみさんの方は、当日記ではお初NEW。一方、由衣さん、2年近くもご無沙汰しているにも関わらず、筆者のことを覚えていていくださったexclamation ×2
こうして、再会をあらためて感じたわけであります^^


その場で時間を計っていたわけでは、もちろんありませんが、このライブ、転換の時間が、感覚的にはおよそ3分の1くらいはあったのではと思います。しかし、その時間は決して悠長な時間ではなく、ステージ上では実にあわただしく、機材が入れ替わり、入念なセッティングが行われています。まさに機械に、テクノロジーに生命の息吹を込めていくための時間…揺れるハート
相手にするものは違いますが、現在の筆者の生業に相通ずるところがあると感じました。やはり、はじめの方で書いたように、最後に生命あるものにしていくのは、人間なのだと感じながらの拝聴となりました。


シチュエーション的にも貴重な光景を見ることになったステージ、皆さんありがとうございましたぁわーい(嬉しい顔)
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