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2017年09月30日08:51

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高所恐怖SHOW

「高所恐怖SHOW」
うまい!
この当て字はかなりイケてる!

しかもコピーは
「ムリ、ムリ、ムリッ!その一歩が踏み出せねえ!」

私が一番やってみたかったVR、バーチャル・リアリティはその高所恐怖SHOW。
何故か高層ビルから3mくらい突き出た、幅約30cmの板。
その先に子猫に見立てたヌイグルミともいえない黒い塊が置いてあり、その子猫を救出しなければならないらしい。

なるほど。
ちゃんと馬鹿げた所を歩く必然性があるように作ってあるわけだ。

でも、本当にその一歩は踏み出せないものなの?
見ると先客の女の子はいとも簡単に歩いているではないか。
案外楽勝かも。

次男に連れられて家族で行った歌舞伎町の「VRゾーン」
真っ先に我々が行ったそのコーナーで、一番に手を挙げトライしたのは主人。
おそらく主人も私と同じように楽勝だと思ったのだろう。

ところが主人の第一歩は笑えるほど「恐る、恐る」
ちゃんと板が重さでしなり、軽く揺れるようになっているせいもあって、かなりのリアリティがあるようだ。

そのためさっきは楽勝かもと思っていたのに自分の番になった時、私はかなり緊張していた。
でも1.5分のタイムだった主人より短いタイムでクリアしてやる!
ゴーグルをつけたらVRはご丁寧にもエレベーターに乗るところから始まった。

そして地上200mの所で開いたエレベーターから板を見たらなんと、その先の猫はちゃんとリアルな映像でニヤ〜ンと鳴き、動くでは無いか。
実際はヌイグルミにも見えないただの黒い塊だったのに!

軽く驚きながらも用心深く足を進める。
確かによくできていて、なかなか怖い。
でも所詮バーチャル!
そう自分に言い聞かせて子猫を抱き上げエレベーターに乗り込んで無事終了!

聞くとタイムは主人より短い1分。
やったあ!
小躍りせんばかりに喜んでいたら、トリの次男はその板の上で猫を抱き上げた後、制限時間たっぷりに、ゆとりでダンサーのように片足でポーズを決めたりターンしたり。

く、く、悔しい!
それが正しい遊び方だったのか!

その後トライしたのは釣り。
釣りの経験があるのは主人だけ。
ところが制限時間までに釣り上げた魚の数は息子たちが2人とも4尾で、私と主人が2尾。

特筆すべきは私の釣り上げた一尾は101cmもある超大物。
その日の最高記録で、ボードに書かれていたそれまでの記録が書き直された。

悔しがる主人を尻目に私はイエーイ!

でも「恐竜サバイバル体験」では途中でリタイアした。
「人間踊り食い!」なんてキャッチコピーで怖がったわけではなく、密林を走るセグウェイに似た乗り物で、軽く乗り物酔いに近い気持ち悪さに襲われたのだ。

ゴーグルが見せる映像にプロジェクションマッピングが見せる全てがVRの映像漬けの館内。
加えてゲームセンターやパチンコ店の中にいるような騒音。
老いの身には視覚にも聴覚にも神経にも負担が大きかったらしい。

でも若い人ばかりで賑わうこんな場所に、恥ずかしがりもせず老親を連れてきてくれた次男の勇気と思いやりは、とても嬉しかった。

物欲が減って、欲しいのはこんな家族の時間。
でも、それを欲しがる親に親孝行をするって案外難しいだろうな。
お金でできる親孝行の方が楽だった私の様に…

***

↓ は高所恐怖SHOWのテレビ映像です。必見ですぞ!
https://m.youtube.com/watch?v=xnGlTWStLeg

写真は私が釣った魚の大きさを表したボードと館内のプロジェクションマッピングの様子。
次々に映像が変わり、見てるだけで疲れます。
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