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2017年09月17日10:54

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マンボウの百尋(ひろ)

 百尋とはすごく長いもの=腸のことですね。これはマンボウ。よく書いてるめじろ台の魚屋さん、さすがというかこんな珍しいものがあったのです。かなり大きいフィレが三切れで370円。
 僕は田舎の呼子町という漁港に育ってるので昔はよく食べてたけど、東京で買ったのは初めてだし、すごく久しぶり。味ですが、軽く塩ゆでにすると意外に内蔵の癖は少なくて、貝界のようなイカのようなコリコリした味わい。厚めの刺身のように切ってわさび醤油とポン酢+ショウガで食べたらどちらもいける。似てるといえばごく上等のホルモンの味にも似ている。油は全くないけど。酒のアテには向いてる味。
 この大きさだと、本体は畳二畳かそれ以上くらいはあると思う。子供の時、漁師のおじさんに「大きな魚って何?」と聞くと、そらマンボウだよ、と帰ってきたものです。固めのゼリーみたいな骨も食べられます。そう言えばこの変な魚意外に泳ぐと素早いそうですが、クラゲが主食らしい。う海原をぷかぷか漂ってるイメージですが。
 あと二切れあるけど、たぶんイタリア料理のトリッパ(牛の胃?)みたいな食べ方がいけそう。ニンニクとトマトで煮込むやつ。
 百尋といえば、田舎にいたころはクジラの百尋よく食ってました。これもおいしいよ。高価で今は食べられないけど。
 
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