当おと日記、数えてみればただいま9年目のシーズンに突入しております。そうなんだと思いつつ、最近減ったなと思うのは、”ことしの出動回数”をわきに置いておくと、路上ライブのことを記した日記。
当日記が”おと日記”化した当初は、Utaco.さん(当時は詩-uta-さん)の船橋路上
が、メインの話題の一つでして、いま、こうして当日記が9年目のシーズンを迎えられているのも、すべてはUtaco.さんがその始まりだったりします。
そういった当日記にとっても原点といえる、路上ライブの光景ですが、この間に筆者のアパートが、そういったものの少ない京葉線沿線に移ったり、所によっては規制が厳しかったりと、いろんな要素が絡み合って、立ち会う頻度が減ってしまっているわけですが…。
そんな中、ひとつ前の項のとおり、川崎銀座街商店街での「浴衣まつり」のステージを見届けて、帰宅の途につこうと、川崎駅まで戻ったところで、キーボード弾き語りのスタイルでの路上ライブに遭遇
。取り囲まれるというほどではないけれど、”一見さん”の邪魔をしないような距離感で見守っている聴衆があちこちに…という、当時の船橋で見たような光景が、そこにはありました
。
こちらのお声の主は、エソラビトの菜々子さん。もともとは3人組の「エソラビト」だったようですが、現在は菜々子さんのソロプロジェクト。2、3曲歌っては休憩を入れていくという、いかにも路上ライブのセットの組み方。少し風の強い場所だからか、時折看板が倒れたりすると、すかさず常連さんと思しきひとのフォローが入ります。こんな光景も、筆者にはかなり久しぶり…。
さて、菜々子さんご本人はというと、まずもってやわらかな印象のあるお方。路上スタイルで、シンプルないで立ちということはあるにしても、ようは上品なのですな
。さすがにお初ですので、曲名がどうの…というレベルにはとてもとてもですが、しっとりとしている曲も、快活な曲も、表情豊かに歌われているのが印象的であります
。
お声もよく通りますが、それでいてぐいぐい押すという感覚ではありません。心地よい系…という感じでしょうか。この文章、いただいた音源
をかけながら書いていましたが、音源でもそのような感覚がします
。当日は、遭遇してからそのまま小一時間、滞在しておりました…。
のちほど、ご本人のブログを見てみると、撤収時の集合写真に、ちらほらと女子の聴衆のお姿が…。このへんも、Utaco.さんのそれでも見られた光景…。男女双方からの支持があるというのは、心強そうです
。ともかく、久しぶりに筆者も”路上あるある”を実感したのでした(ちなみに、近くに雨雲
…というのもありましたし)。
湘南、つまりは横浜以西がベースの方ということで、千葉市内から通うには少々しんどい
のが難点ですが、横浜・川崎方面に足を延ばした時には、気にしてみることにいたしましょう。
ありがとうございましたぁ
。
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