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2017年08月11日06:28

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ストライキのあった時代

テレビドラマ『やすらぎの郷』があいかわらず面白い。
画面に昔の大きな古いテレビカメラが映り込んだりする。
それを見ていてふとあることを思い出した。

そうたしかにテレビ全盛期の頃でした。或る日スタジオに行くと、
取り巻くスタッフの数がふだんより多い。いつもはデスクに
いるような管理職ぜんとしたひとたちが現場にいる。

ある時間になると、ハイ、これからストに入ります。とアナウンスが
流れ、カメラマン、音声、照明、フロアディレクター、副調整室では
スイッチャー、タイムキーパーも組合員はみんないなくなる。
ディレクター席には制作部長クラスが、あたりまえのように座り
キュー出し、指示を出している。

突然でびっくりしたが、テレビ局でストライキがごく普通にあったのだ。
出演者もそれをうけいれていた。
生本番の番組など、リハーサルのときはレギュラースタッフが
進行をこなし、そのうしろで管理職連中が把握しておき、いざ
本番になると現場制作はすべて、昔取った杵柄風に管理職マンが
交代する。

なんとも不思議ではありました。
当時は番組は局内制作があたりまえでしたからできたんですねえ。
いまどきはどこの局も、外部下請制作会社まかせですから、
そんな無理は利きません。
ストをする現場社員も、管理職社員も、みんなテレビマンだったん
ですねえ。見えないきづながあって、なにがあっても番組だけは
きちんと送る。そんな空気があたりまえのようにあった。

たしかに時代は変わりましたねぇ。。。。。。
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