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2017年07月13日23:25

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7月13日 年金事務所の調査に立会って思った事

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

7月13日 年金事務所の調査に立会って思った事

7月13日木曜日。先日、顧問先の年金事務所で行われた算定調査に立会ました。社会保険庁が解体された後、年金記録問題が落ち着き、非公務員型の特殊法人であり、実態は「半官半民」となった日本年金機構になってからは、かなり積極的に調査が行われていると実感します。

そんな中、年金事務所の顧問先の調査に、社会保険労務士の立場上、毎年立会う事が多かったりします。年金事務所の調査には、下記の種類の調査があります。

(1)新規適用調査:新規で社会保険に加入した後行う。
(2)算定調査:算定基礎届提出時に実施。4年に1回実施。
(3)総合調査:抜き打ち調査。
(4)会計検査院調査:会計検査院が年金事務所を調査。

今回立ち会った算定調査は、毎年7月〜8月上旬に算定基礎届提出と一緒に行われます。調査自体は、指摘は無く無事終了しました。なお調査中の雑談の中で、年金事務所が算定調査から総合調査へ力を入れつつあることや、年金事務所自体も人手不足が深刻である事がわかりました。

なお年金事務所の調査では、下記の点について「重点的」に調査をしていると私は思います。

(1)社会保険に加入させるべき従業員を、加入させているか?
 (特にパートタイマー、アルバイト)
(2)社会保険の加入日が適正かどうか?
 (主に、新規採用者、試用期間を加入させているか等)
(3)社会保険の計算の基礎となる報酬が適正かどうか?
 (通勤手当が抜けている場合が多い。)
(4)社会保険料の控除額が適正かどうか?
(5)賞与の届出、又は、報酬変更の届出の漏れがないか?

以上の点が重点的に調査されているので、日頃の社会保険手続きでも注意が必要だと思います。なお年金事務所の調査における事前チェックや立会については、私を含む社会保険労務士へ相談・ご依頼いただければ幸いです。




※写真は今日の夕食で、野菜カレー・棒棒鶏・ジャガイモと鶏肉の香草煮・もずくです。デザートで、名門大洋フェリーのクッキーを頂きました。
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