「1972ブルゴーニュ」ワイン会

【2017年7月5日】
第844回の定例会を開催しました。
場所：Villa Due（千代田区鍛冶町）
人数：10名
会費：19,800円（食事5,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1972 Cote de Beaune Villages, P. Misserey et Frere
2) 1972 Beaune, Louis Max
3) 1972 Savigny les Beaune Lavieres, Tollot-Beaut et Fils
4) 1972 Volnay Cuvee General Muteau, Hospices de Beaune elv. Mommessin
5) 1972 Beaune Cuvee Nicolas Rolin, Hospices de Beaune elv. Jaffelin
6) 1972 Beaune Vigne Enfant Jesus, Bouchard Pere et Fils
7) 人数が少ないため開けませんでした
8) 人数が少ないため開けませんでした
9) 1972 Gevrey Chambertin Lavaux St.-Jacques, Paul Reitz
10) 1972 Vosne Romanee Les Suchots, Michel Noellat
11) 1972 Echezeaux, Geisweiler & Fils
12) 1972 Bonnes Mares, Drouhin-Larose

個人的な好みでは、
☆☆☆　 　 9,10,12
☆☆ 　　 　 1,2,3,4,6,11
☆　
でした。

9)は、動物っぽい腐葉土やナッツや紅茶や森の下草やミネラル分や鉄分や海藻の香りと、紅茶や白コショウやレッドチェリーや森の下草の味わいでした。複雑な風味で滑らかな舌触りの、すばらしい熟成ワインでした。

10)は、甘い紅茶や白コショウやレッドチェリーの香りと、動物っぽい腐葉土や紅茶や森の下草やレッドチェリーの味わいでした。妖艶な香りと、ボリューム感のある果実味がある、まだ力強さの感じられる素晴らしいワインでした。

12)は、甘い紅茶や動物っぽい腐葉土や白コショウや海藻やナッツやレッドチェリーの香りと、紅茶やキャラメルや柑橘類やチェリーの味わいでした。バランスの取れた妖艶な風味があり、舌触りが滑らかな、素晴らしい熟成ワインでした。

全体的には、期待通りのハイレベルな会でした。
常識的には飲み頃をはるかに過ぎたワインですが、45年間の歳月を劣化することなく耐え抜いたワインは、変幻自在の素晴らしい味わいに熟成していました。
この年代で状態の良いワインを探すのは難しいですが、こういう素晴らしいワインを飲めるのですから、どんなに手間がかかっても探し求めようと思います。