「1985ボルドー」ワイン会

【2017年7月3日】
第843回の定例会を開催しました。
場所：Villa Due（千代田区鍛冶町）
人数：14名
会費：19,100円（食事5,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1985 Ch. Siaurac, Lalande a Pomerol
2) 1985 Ch. Canon de Brem
3) 1985 Ch. Bourgneuf
4) 1985 Ch. Larmande
5) 1985 Ch. L'Arrosee
6) 1985 Ch. Gazin
7) 1985 Ch. Canon
8) 1985 Ch. Ducru Beaucaillou
9) 1985 Ch. Cos d'Estournel
10) 1985 Ch. Lynch Bages
11) 1985 Ch. Pichon Longueville Comtesse de Lalande
12) 1985 Ch. Margaux

個人的な好みでは、
☆☆☆　 　 10,11,12
☆☆ 　　 　 1,3,4,5,7,8,9
☆　 2
でした。

10)は、鉛筆の芯やブラックカラントやチョコレートや黒コショウの香りと、酸味の強い、木樽やキャラメルやチョコレートやブラックカラントの味わいでした。妖艶な芳香があり、がっちりとした果実味もある、まだ若さの感じられる堂々たるワインでした。

11)は、黒コショウや紅茶やチョコレートやタバコやブラックカラントの香りと、酸味の強い、燻製肉やプラムや葉巻やブラックカラントの味わいでした。柔らかで豊満な果実味のある、優美なワインでした。

12)は、燻製肉や黒コショウやチョコレートや紅茶やミルクヨーグルトの香りと、酸味の強い、黒コショウやチョコレートやミルクティーの味わいでした。優美さと力強さを兼ね備えた、奥行きの深さを感じさせる素晴らしいワインでした。

全体的には、期待通りの高レベルなワインでした。
共通した特徴は、酸味の強さと柔らかい果実味、そして滑らかな舌触りでした。
後半のワインには、まだきめ細かなタンニンが感じられるものもあり、まだ熟成のピークに達していないと思われるものもありました。
1985ボルドーは、若い時から美味しく飲めましたが、状態さえ良ければ、あと20年は楽しめると思います。