さて、腰上OHが新品と交換になった私のWRですが、昨日連絡してみると木曜日にヘッドが内燃機屋さんから戻って来るそうです!
コレで組み上がるメドが付きますね〜!(*^^*)
種末は天気が悪く成れば、バイク屋さんには申し訳ないがヒマになってエンジンを組んでもらえるかも?(笑)
ちょっと楽しみです!o(^^oo^^)oルンルン
それではココでクランクケースの内圧に付いて書いてみます。
シリンダー内を上下と往復してるピストンが、クランクケース内の空気を圧縮する。ピストンが下がる時は、この内圧が高いとフリクションロスに成りますよね?
で、ピストンが上がる時は、一度下がった内圧なので、空気を引っ張る感じと成って、コレもフリクションロスに成ります。
これをポンピングロスと言います。
このポンピングロスは特に単発のエンジンでは大きいです。
で、エンジンはケース内の内圧を下げるのに、ブローバイで内圧を逃がすんですが、ヘッドカバーから逃がすのが理想的だそうです。ところが、コレをホンダが特許を取ってるので、他メーカーはクランクケースから逃がすしかない。(T_T)
ヘッドから逃がしてるWRはホンダにお金を払ってヘッドから抜いてる見たいですね〜?
では、なぜケースの内圧はどんどん上がるのか?ブローバイで逃がしてるのに、どこから吸ってるんだろう?って思ってました。
そんな疑問に答えてくれたのが現在全日本選手権でRS-IT〇Hでメカニックをされてるケンさんです。
ケース内の内圧が上がるのは、圧縮した混合気がケースに逃げてるんだよ?ですって!!!(爆)
目からウロコですね…
そうか… そこだったんだ…
なので、ピストンリングのファーストとセカンドの切れ目は120度以上ずらしてますか?ですってよ!奥さん…
特に、ピストンリングをWPC加工してると、くるくる回ってる可能性も有るので、開けた時にどうだったか?も重要だそうです。
キャ〜〜〜〜!!!!
やっぱり、レースメカニックって違いますね〜! ケンさん、ありがとうございました。m(_ _)m
って事で、やっぱりヘッドカバーからブローバイを増設して、ケース内の内圧を逃がす事にしました。
ちなみに、CBR600RRとかもHRCキットを組むと、ブローバイを増設する様に、オイル注入口から内圧を逃がすように組み込まれてるそうです。
やっぱり内圧コントローラーとか最近売られてますが、付けたらダメだな〜!って思いました。
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