今シーズンに入ってTRXでの走行三本目。例年からすれば極端に少ない。更に二本目は強風の日にご近所を流しただけ。そして今日も気温はさして上がらない上に風の強い肌寒い日ではあったけど、早目に二号機で試したい事があったので出撃する事にした。
試したかったのは一号機からのフィードバック。リヤ・タイヤの細い方の設定を強化サスペンションの二号機ではどうなるかの確認。出る前に前後タイヤをホイールごと一号機から二号機へ換装。暫定的に設定を一号機に準ずる形にしてスタート。
毛無峠で一回目のFフォークの突き出し量変更。走ってみると良い感じなのでそのまま赤井川の道の駅に向かう。もう少し調整が要ると感じたので、道の駅でたまたま会ったパノラマ組のR750のおっちゃんと談笑しながら二回目の突き出し量変更。
おっちゃん今シーズンもう二千�卅�ってリヤ・タイヤが丸坊主(笑)。明日晴れたら後悔するので札幌でタイヤ交換すると言っていた。何というバイタリティー。なのでランデブーは無し。単機 倶知安に向けて出発。移動中の感触が良かったのでそのまま裏パノへ突入。試験走攻を開始。途中途中で減衰を触ってみる。
結論から言うと二号機もこっちのタイヤ・サイズで行く事で決定。予想はしていたけど、ノーマル・サスの一号機よりネガが出ない。減速〜旋回〜加速の一連の動作がPIRELLI ROSSO 2を履き始めてから一番良い感じ。残念ながら一番相性の良かったα-10には届かなかったけれど、限りなく近づいたとは素直に思えた。勿論流すのも市街地での低速域でもとても乗り易い。
走攻時、以前からあった動きで 減速〜コーナーダイブでの少しヤな挙動。今回も消える事は無かったけど、かなりの改善が伺えた。多分ここの動きはフレーム強度の問題なので、強化しない限り完全には消えないと思う。好条件下や乗り手の気力の充実度合いであまり気にならなくなる気がする(笑)。
タイヤ・サイズの変更で車体姿勢も弄ってるけど、突き上げが酷くなったりはしていない。乗車感覚(操作感覚?)がリヤ・タイヤが太い仕様よりホイール・ベースが長くなった感じがする。車体操作の要が後ろに移ったからだ。前設定と比べて車体を少し大きく感じるけれど、操作は至って軽く安定感が有る。良い具合にシビアさが抜けた感じだ。
とても良くなって大満足。帰りの毛無峠の展望台でZ1000のMonさんと遭遇。一緒に帰ってきたんだけど、後ろから見ていて去年より何か動きが軽く見えるって話してくれた。でしょ？(笑)。
サーキット・ユースなハイグリップ・タイヤにサイズが無いのが不満だけど、先シーズンみたいな消費量はご免なのでまぁ良しとしよう。と言うか、TRX850に乗り始めてから丸12年。今が一番の円熟期なのかもしれない。
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