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2017年05月07日18:39

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週報(17/04/24〜) 大山(弥山)

4/29〜5/3の4泊5日にて予定通り旅行を決行した。
昨年は旅行開始2週前に、熊本・大分の地震により予定外の状況となり、現地との調整が発生する異常事態となった。
(最終的には祖母山登山中止と、一泊宿泊返上と最小限の予定変更に納まった)

今年は何も起こらずに平穏無事に済めばよいと思っていたのだが、やはり問題が発生した。
3月頭の時点で特典航空券を取った時には予想すらしていなかった「戦争」という問題である。
特に4月半ば以降は、北朝鮮との間の紛争により一触即発という状況および世間的な雰囲気が漂う。
今回の目的地は鳥取県内、それも最前線の基地となる航空自衛隊基地(米子空港と共用)がある米子市内である。
今回に限っては片道飛行機とはいえ岡山空港利用で、帰りはJRで帰ってくる。
米子空港を利用することはないので事実上影響は出ないだろうと考え、行ってしまうこととした。
米子市内に着くと、私が考えていたような雰囲気は全くなく、普段通りの日常的な光景が広がっていた。
 
大山登山は4/30(日)、天候は快晴で降水確率は0%で雨が降る事はないものの風が強い。
独立峰で風が強いと登山中止も考えなければならないのだが、雨は降ることがないので行けるところまで行ってみようという考えで行ってみた。
事前のヤマレコチェックでは6合目付近では雪が大量に残っているらしい。
米子市内からは良く見えなかったのだが、登山口から大山には雪が大量に残っている。
今回は初のアイゼン持ち込み旅行なので、装備上の問題はない。
登山道(夏山登山道)は、北から北西側に位置しているので、日陰では雪が大量に残っていた。
実際に登ってみると、5合目あたりから徐々に雪が見え始め、避難小屋がある6合目には大量の残雪があった。
運悪くこの地点は急登なため、前の人との間に距離を保って登る必要があり大渋滞を引き起こしていた。
この先も8合目までの間に数か所、同じような残雪と急登が断続的に続いた。
質が悪いのは、残雪がない場所は完全に普通の土または木道の登山道であるため、アイゼンが利用できない。
そのため雪道をキックステップで歩く必要があり、異様に時間がかかってしまうことだった。
 
麓ではフェーン現象で30度を超えるような日だったこともあり、標高1,500m付近でも15度くらいとかなり高温状況となっていた。
残雪エリアは、人が多くて雪がかき混ぜられてしまった事と、高温により一気に溶け出しており踏み抜きが怖いくらいである。
 
8合目から先は日当たりの木道エリアとなり、雪はなく快適に進めるようになる。
その代わりに遮るものがない稜線上となったため、西からの容赦ない強風が吹きつけた。
強風とは言っても、2014年の十勝岳の時に比べれば全然耐えられるレベルである。
頂上目前にある避難小屋で一度食事と暖を取った後、頂上に到達した。
最高峰は剣ヶ峰(1,729m)なのだが立入禁止であるため、事実上の頂上は弥山(1,709m)となっている。
 
初の中国エリア登山かつ、中国エリア最高峰に登ったこととなる。
エリア最高峰で未到達の場所は、近畿エリアの八経ヶ岳(1,915m)のみとなった。
 
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写真: 大山(6合目避難小屋脇・雪道, 頂上, 本谷避難小屋近辺より)
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