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2017年03月06日23:22

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3月6日 私が、「会社側の立場」で接していても忘れていないこと

3月6日月曜日。今日は、私自身が「会社側の立場」の社労士として接しているときに、「心がけていること」を書きたいと思います。少し前に、有名な「会社側の」社労士が「パワハラで鬱にさせて首にする方法」なる記事を書き、大きく問題になったことがあります。その後、当事者である社労士の先生は、営業停止の懲戒処分となりました。

その後、国内の社労士業界内においても大きく問題となり、私が所属する福岡県社会保険労務士会でも当然問題となりました。実際、その後の対応に関しては、「表現方法の是正」等厳しく指導がありました。しかし実際私を含む社会保険労務士の大半が、会社の経営者より顧問報酬を頂いて糧としているのも事実です。

労働トラブルにおいて、弁護士の場合、「会社側」「労働者側」と分かれます。社会保険労務士の場合も労働トラブルの場合は、「会社側」「労働者側」と分かれて対応せざるを得ない場合があります。実際に私を含む社労士は、「会社側」の立場で対応せざるを得ない場合が多いのは否定できません。

私自身、「会社側の立場」で労働トラブル対応をするときには、「心がけていること」があります。実は私自身、社会保険労務士として開業するまでは、労働者の経験があり、恥ずかしながら2回解雇になったことがあります。

・1回目は、約16年前の中小企業営業マン時代の「能力不足」による解雇でした。
・2回目は、約8年前の大手社労士事務所時代の業務外懇親会時の事務所先輩との喧嘩に伴う解雇でした。

解雇された当時は、非常にショックであり、凹みました。正直、当時の経営者(1回目は社長。2回目は社労士事務所所長。)を恨みました。しかし今思い返せば、その時の解雇された経験が、「会社側の立場」の社労士として対応するときにも非常に役立っていると実感します。

実際労働トラブル時は、「今、労働者の立場ならどう考えるか?」「相手の立場で考えるとどうか?」と、私自身の「経験」を活かして社長等経営者にアドバイスしています。ある意味、自らの労働者経験で「労働者の考え方、思考パターン」が先読みできるようになりました。過去の苦い経験は、今は貴重な「財産」と実感するこの頃です。

正直、恥ずかしい過去を明かしてしまいましたが、今後も労働諸法令の知識と自らの経験を活かし、労働トラブルの方においても採用と労務管理の町医者として頑張りたいと思います。


※写真は今日の夕食で、ぶり大根・野菜スープ等です。
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