mixiユーザー(id:6866201)

2017年03月03日19:31

180 view

3月3日 社労士事務所の営業方法について思ったこと

3月3日金曜日。今週は、顧問先の外回り・打ち合わせ等でガチンコな1週間でした。特に採用面接官・採用に関する講師・労働契約書著名捺印立会等「私らしい」仕事が多くて、良かったと思います。

そんな中、最近事務所に「儲かる事務所を作りましょう系」の売り込みFAXDMがたくさん送られてきます。私も、自己開催の労務管理セミナーを行っており、年3回FAXDMを送っていますので、FAXDM自体を否定するつもりはありません。

FAXDMの内容が「興味がある内容」ならば、私も有益な情報でいいんですが、某東京本社のコンサル会社が送ってくる内容は、下記のような特徴でした。

・助成金で事業拡大している有名な社労士の先生による顧客拡大セミナー開催
・社労士の世界では、補助員を多く雇用し、事業拡大で「活躍」されている社労士の先生による顧客拡大セミナー開催
・ネット社会に適応したWEBマーケティング(SEO対策・リスティング広告)等のセミナー開催

以上のような内容でした。

ある意味、「補助員を多く雇って事務所を大きくしたい」「売上アップして、事務所を東京・大阪等たくさん作りたい」と言う事業拡大系の先生には、ぴったりな内容だと思います。しかし、私を含む社労士のすべてが、事業拡大系とは限らないと思います。

私の場合は、大企業サラリーマン勤務時代及び大手社労士事務所補助員時代の経験から、「事業拡大が良いとは限らない」と考えています。「事業拡大」より適正規模で事業継続・事業充実が大切であると考えています。

私を含む社労士事務所にも、下記のような大きく2つの特性があると思います。

・助成金・社会保険・労働保険・給料計算等幅広い「手続き」や相談・コンサル業務等を補助員を多く雇用して、多くこなす事務所。
・障害年金・労務管理・労働トラブル・人事コンサル等専門分野に特化して行う事務所

以上のような特性があると思います。

私の場合は、後者の「専門分野に特化した事務所」で、主に「採用・労務管理・労働トラブル対応」に特化しています。なので私の場合、相談が主なサービスであり、手続きは付帯的なサービスになっています。なお給料計算は行っていません。

また私の場合は、事業拡大より事業継続・事業充実に重点を置いているので、「補助員」を雇って事務所を大きくする考えはありません。顧問先に関しても、「一人事務所」で対応できる限界があるので、対応できる企業数の上限を定めています。なので、営業の仕方やマーケティング等も事業拡大系の先生とは大きく異なると思います。

今回の某コンサルさんのFAXDMを読んで、自分の「立ち位置」「特性」を改めて認識しました。今後も私の場合は、「採用と労務管理の町医者」として、自分に合った営業方法・マーケティングで、「事業継続」「事業充実」に頑張りたいと思います。


※写真は昨日の夕食で、ソース焼きそばミニトマト入・肉じゃが等です。
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する