『木挽BLUE』 雲海酒造株式会社綾蔵
私の大本命、宮崎が産んだ奇跡の銘柄・木挽BLUEがいよいよこのシリーズに登場である。
昨年の夏、初めて訪れた宮崎でこの一杯を呑んだ瞬間の衝撃は今でも忘れられない。
元々芋は好きな方だったが、これほどの切れ味にお目に掛かったのは初めてだった。
一般に本格焼酎は、アルコール度数25度くらいである。
が、この木挽BLUEを含む宮崎県の主要銘柄のいくつかは、20度というやや低めの度数となっている。
どうやら宮崎〜大分あたりの地域的な特色らしいが、この低めの度数がこの銘柄の旨さと上手くマッチしているようだ。
芋が苦手という方も多いが、この木挽BLUEから入れば、すんなりと芋焼酎本来の甘さが味わえるのではないかと思う。
宮崎を訪れる度にホクホクしながら買って帰ったのだが、何と今年東京でも販売開始するらしい。
手軽に入手できる喜び半面、この美味しさを密かに独占できない悔しさ半面。
複雑ではあるが、ぜひ皆さんにも試してみてほしい銘柄である。
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