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2017年01月14日12:20

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激変!?オタ二郎

ラーメン二郎小滝橋通り店。通称、オタジ。
いわゆる「直系」の中では一番高価格であり、にも係わらず、不味い。薄いスープ、ペラッペラのブタ。少ない麺量。「直系」では最低ランク、Fランク評価の二郎である。(ていうか、オタジが直系だったとは、つい最近知ったよ)

そんなドウシヨウモナイのオタジの、私は月3ペースで通う常連客なのである。
なぜか?
最低評価のためジロリアンが寄り付かず、行列が無いからだ。しかも、会社の帰り道に店がある。
そりゃあ、私だって通うなら高評価の店に行きたい。三田、神保町、松戸....しかし、高評価の店はどこも行列がスゴイ。1時間待ちは当たり前である。50過ぎのオッサンに、行列1時間待ちはキチイ。腰がやられる。実際、有名二郎を食らうことは正直イベントであり、覚悟して向かわなければならないのだ。たかがラーメン食うのにね、そんな気が重くなるのは真っ平ごめんだよ。そこそこ、二郎を楽しめるオタジで十分なのである。

そんな訳で、気軽に通えるオタジの常連客となった訳だが、今年に入ってなにやら妙な動きが出てきた。ネット上でオタジの評価が急上昇しているのだ。
曰く、「味が激変!」「ブタがとろっとろの神ブタ!」「なんだこの美味さ!?」らしいのである。
確かに去年の秋ころから、「言われてるほど不味くはないよな」と感じていたが、そんなに変わったのか?ならば、早速行かねばならん、と言うわけで1月12日、会社帰りにオタジ始めと洒落込んだ。

店外の行列こそ無いものの、店内は満員の盛況だ。激変のウワサは本当なのか?
フォト

15分ほど待ってから着席し、いつも通りの注文をする。
ラーメン大ヤサイオオメニンニクカタマリ。「カタマリ」とは背油増しのこと。
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来た。
トウガラシを振り掛け、ニンニクを丼全体に散らしてから、麺を穿り出して一口すする。ゴワゴワしながらも弾力があり、小麦を感じさせる。これぞ二郎、という麺だ。いつも通りにうまい。10分後の、スープを吸ってデロデロになった姿を想像してもう一口。
ん?
麺に絡みつくスープがいつもと何か違うぞ?レンゲを手にしてスープを一口。
変わっている?
いつものライトでカネシの立ったスープでなく、まろやかになってる。
アブラのせいか?いや軽く乳化しているのか?
麺、ヤサイ、スープ、麺、ヤサイ、スープと食べ進める。確かにスープが乳化している様だ。しかしその分、カネシが弱くなっているので、卓上の醤油ダレを振り掛ける。

さて、問題のブタだ。
フォト

大きくキレイに切られた形ではなく、ゴロゴロとしたカタマリが3個ほど、ヤサイの陰に見え隠れしている。穿りだして一口。
おお。トロトロに煮込まれアブラが乗っている。確かにうまい。
以前もこの様なトロトロブタは出ていた事は出ていた。しかし、それは1個だけで、あとは肩ロースのパサパサしたあまり美味くないブタだった。だが、今は違う、3個すべてがトロトロブタなのだ。
は!そういう事か!
ブタが変わったのだ。ブタを脂身の多い部位に統一したことにより、これを材料とするスープが乳化し、当然ながら具のブタも美味くなったのか。
ウワサは本当だったのだ。何やら妙に嬉しくなり、いつもよりじっくりと味わいながら、食べさせて頂きました。

ちゃんと企業努力してるんだなあ。御見それしました。
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