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2016年12月27日12:26

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12月26日  シネマ落語の会

12月26日  シネマ落語の会  伝承ホール
一年限定の志らく一門会、弟子バトルと、志らく師匠のシネマ落語の最終回
バトルでは、初めての前座さんの勝利。
シネマ落語では、映画の魅力と落語の魅力を、あらためて味あわせて頂きました。

落語バトル
前座  立川志ら門  看板のピン
二つ目 立川志奄   転失気
真打  立川らく朝   鰻屋

トップは、前座の志ら門さん、自分のお客さんにチケットを売り、投票を頼んだらしい。
今日の入りが良かったのは、チケットを積極的に売ったお弟子さんのおかげか。
大柄な体躯の志ら門さんが演じる、看板のピンの親分さんの貫禄が任に合ってますね

立川志らく  居酒屋(宗教居酒屋)
立川志らく  死神
立川志らく  素晴らしき哉!人生

今回も映画を見てから、落語を聴きました。
大爆笑の改作居酒屋、落語ファンなら良いが、ネットなら炎上必至のギャグ満載です
二席目は志らく十八番の死神、映画には未熟な天使が出て来るからか
そうすると居酒屋は、田舎町の酒場につながるのか。
落語死神の迫力は凄かった、これではねても充実した落語会で満足するのですが
メーンデッシュの、素晴らしき哉!人生。が、落語の魅力を再認識させられる名演です
映画の筋書きを活かしながら、落語界の大立者、江戸っ子の粋を描いて
吹きまくる江戸の風、大勢の登場人物を描き分ける話芸の魅力、落語って良いね。
映画の、素晴らしき哉!人生。では、落語には無い隠し味が効いていると思いました
住宅金融会社を継いだ主人公が、世界に羽ばたく建築家に成りたい、の夢を
引きずっていて、なにかピンチになると、夢を押し殺しているのに何で上手くいかないと
爆発する感情を押さえられないのが、人の弱さを描いて、英雄でなく市井の人だ
エンディングで、そんな感情を含めた己の全てを超えた所で、素晴らしき哉!人生、と
爆発する。これが映画のファンタジーの魅力ですね。
江戸っ子の粋な了見なら、俺は長崎に行って、日本一の医者にはなれなかったが
日本一の仲間がいるんだ、と、喜ぶ姿が目に浮かびます。

今年一年限定の、一門会とシネマ落語の会、皆勤しました、
終了は残念ですが、今後の企画もありそうなので期待して待っています。

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