2016年11月 良く聴いた音楽など

忙しい日々の中、集中して好きな作品を聴いた印象の一か月でした。

■モルフォ 「夢現の青 -Into the Blue-」
発売されたばかりの「蒼き雷霆 ガンヴォルト 爪」のヴォーカル・アルバムです。
新たなメインテーマ「藍の運命」が特に最高で、クラシカルなピアノ・ソロも堪りません。

・藍の運命

http://www.youtube.com/watch?v=OZmTKIHIIeo


他にも、リリカルな「虚空の円環」、アッパーな「並行世界」、王道路線の「菫青石」など、良い曲が沢山。
アルバム単位で聴き込める作品です。


■天平 「Vortex」
購入したのはかなり前なのですが、作品を聴くのにぴったりの気持ちになるまで待っていたので、聴くのが遅くなってしまいました。

言葉で表すくらいなら「聴いてみて下さい」で良いような気がするくらい、琴線に触れました。
澄んだ意志、優しさ、孤独、懐かしさ、色々な感情を感じます。

・神宿る道

http://www.youtube.com/watch?v=mpk8vCUewzQ


CD化される前にコンサートで聴いて好きだったのもあって、今は「栄光へのファンファーレ」、「Prologue」、「Waltz of Bologna」、「The Keys」、「龍の涙」などを特に気に入っていますが、他の曲もゆっくり聴いていこうと思います。


■Discus 「1st」
かなり前に聴いた2ndが素晴らしかったので、だいぶ経ちましたが、遡って海外通販で購入しました。

ガムランの影響も濃く、フルートの妖しい7拍子の「Lamentation & Fantasia Gamelantronique」、続けてお洒落な雰囲気も持った「For This Love」と、変幻自在の濃い魅力を感じます。

ラストの13分近くに及ぶ「Contrasts」での、ガムランの音階にフルートが乱舞する展開には、完全にハマりました。

・Lamentation & Fantasia Gamelantronique

http://www.youtube.com/watch?v=Abyqrj6_ZrU


■TK from 凛として時雨 「white noise」
いつもの事ながら、聴くと一気に感傷的な気持ちになるため、聴き時を選ぶ作品です。
自身の内面と向き合って生み出された、信じられないくらい純度の高い創作だと感じます。

ミニアルバムに収録された「Signal」、「Secret Sensation」。
夢が充たされる事で、変わっていく自身と、失われる可能性のある感受性について歌う「Wonder Palette」。
想像の付かない展開が、1度だけの豊かなサビで結実する「dead end complex」。
雪の切々と降る心象風景を描くような、しかし壊れた物語の切ない「white out」。

一曲ずつに異なる魅力がありますが、歌詞のテーマも含め今の自分には「Wonder Palette」が一番心に染みました。

・Wonder Palette

http://www.youtube.com/watch?v=AjK5PJf_SkA


■TERROR SQUAD / SWARRRM 「The Fierce Trinity」
7インチEPにダウンロードクーポンが付いた形での販売です。

どちらのアーティストの曲も、これまでの作品の延長線上にある期待通りのもので、3曲と短いのもあって、延々とリピートして聴いていました。


■BiSH 「KiLLER BiSH」
先月に続いて聴いています。
一時期「本当本気」だけをリピートしていた時期があるくらいハマりました。

MVの意図が、「過去のMVとの繋がりや、新メンバーを迎え入れる流れの表現」だと言う事にコメントで気付き、さらに好きになりました。

・本当本気

http://www.youtube.com/watch?v=i90zUjc_J30



他には、筋肉少女帯 「人から箱男」、モーニング娘。'16 「ムキダシで向き合って」などが良かったです。