週刊誌のコラムというのは文章を生業にするひとたちにとって、
或る意味おおきなバロメーターではないかと感じたりする。
定期執筆は安定した収入源であるとともに、書き連ねたコラムを
一冊にまとめれば一つの作品と位置づけられる。
五木寛之、嵐山光三郎、椎名誠は長く品質が衰えない。
伊集院静はヤキがまわってきたなあ。とおもって最近作の小説を
手に取ってみると、まことに読むに堪えない。衰えはあるもんだ。
林真理子はコラムも対談も、そもそもなにもかも読む気がしない。
文章は上手いのに人物のミーハーが透けて見えるようで
嫌悪感をおぼえる。
そういえば北方謙三もハードボイルドのわりには肥満親父の感が
ぬぐえない。
やはり質、文章力において抜群に秀でているのは高橋源一郎かなあ。
あとは十把一絡げのドングリの背比べ。
とまあ勝手におもいこんでいる。。。。。。。。
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