mixiユーザー(id:3250310)

2016年11月17日16:38

290 view

古いヤキトン屋で古いラーメン屋を教わる

 埼玉の某駅。夕方に帰ったのですがせっかくきた見知らぬ街なので、町を歩いてお店を探す。食べログで見当を付けておいた焼きトンのお店。
 野方に秋元屋というお店が評判ですが、そこの創業者がこの店で修業したらしい。アレンジはされているようですが、その話がうなずけるおいしさ。肉が小さいけど一本80円。混ぜてもいいのだけれど注文は4本から。でもそんなにうるさくない。
 味は上々、かなりうまいと思う。店の古びた雰囲気も良かった。焼くときにみそのたれをドバっとかけて焼く。これはここの流儀なんでしょう。野方の秋元屋も確か四本からだけど、冷めちゃうんだよね。肉が大きい分少し高いんだが。
 おおっ、とうなったのが“上シロ”。二代めか三代目か焼き場の大将も「くせになる人多いですよ」。ジャズのポスターが張ってあって、話を向けるとやっぱりジャズ好き。昔の話で盛り上がった。
 1杯づつつけてくれる日本酒をかなり飲んだ。ほどほど食べて二千円台後半。持ち帰りで焼いてもらってる客も多く人気があるのでしょう。30本も買ってる人がいた。煮込みはかなり点数たかし。
 前に書いた利用者と同じく遠いんだよねー。
 せっかくだからラーメン食っていくことにしてマスターに聞く。いろいろ言ってたけど、「イマ風じゃない昔のラーメン」というとなんだ、早く言えばいいのに、という感じで教えてくれたのが写真。450円のどうということのない東京ラーメン。こういうのが好きだし実際うまかった。絶滅が危惧されるいわゆる町の中華屋さん。フライパンを振るカンカンいう音が聞こえるような店。老夫婦の感じがまたよく、僕の点数は高いのですが。

 ああそーだ、僕の最近の一番のひいき、沼袋のヤキトン屋「たつや」は秋元屋で修業したそうですから、この店の孫筋にあたるんだな。
10 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する