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2016年10月27日23:04

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10月27日 人手不足に対して、対処すべきこと

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(主に会社側の視点で、労使間の建設的な信頼関係構築を目指し、企業の継続・繁栄のお手伝いをする、ぶっちゃけた相談ができる社労士)こと採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

10月27日 人手不足に対して、対処すべきこと

10月27日木曜日。1日中顧問先訪問でした。今週は、顧問先訪問、面接立会や就業規則作成などガチンコな打ち合わせが続いています。そんな中、中小企業の経営者の方々と話をすると、「共通の問題点」を最近実感します。

「共通の問題点」とは、人手不足です。特に私が顧問をしている建設業・農業・運送業・飲食業・医療関係は深刻です。現時点で改善的な対処をしていく必要があると実感するこの頃です。人手不足を解消するには、どうしたらいいでしょうか?

人手不足を対するために、手っ取り早く外国人労働者・外国人技能実習生を活用する事例を最近多く見かけます。しかし外国人労働者に関しては、フランス・オランダ・北欧等ヨーロッパの現状・問題点を理解したうえでの「慎重な」活用が必要だと私は思います。

特に外国人技能実習生は、原則3年で本国へ戻る点や対象職種、法的な制約等が多くあり、一般的な「労働者」と大きく違います。また賃金とは別に管理費等他に多くの経費がかかるので、「安く雇用出来る」という考えは、間違っていると私は思います。

確かなのは、外国人労働者であれ外国人技能実習生であれ適切な労務管理をしないと、外国人労働者・外国人技能実習生すら集まらなくなってしまう事を、私は実感しています。ネット社会の現在、外国人労働者・外国人技能実習生もネットで情報交換をしており、悪い噂は簡単に広がります。

個人的には、新卒等若年者だけでなく、60代以上の高齢者、主婦等の女性労働者等幅広い人材活用が重要だと思います。雇用の仕方も、正社員にこだわるのではなく、週2〜3日勤務のパートタイマー、短時間正社員など雇用の仕方を広げる必要があると思います。

また「代わりはいくらでもいる」というような使い捨ての発想ではなく、「しっかり育て長く一緒に働く」発想が、今後は必要だと思います。そのためには採用の見直し・受け入れ教育の見直しから労務管理改善を一つずつ行う必要があります。

私自身、町医者レベルで一社ずつ対処しているのが現状です。今後、採用・採用後の教育について、私を含む社会保険労務士に相談していただければ幸いです。


※写真は今日の夕食で、サーモンソテー・野菜たっぷり中華スープ・ひじきの煮つけ等です。
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