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2016年10月13日23:52

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2016年 9月29日(木)新国立劇場 「ワルキューレ」ゲネプロ

今日は新国立劇場の「ワルキューレ」のゲネプロ。今回の飯森泰次郎指揮の「ワルキューレ」についてはベルリン州立劇場での「リング」の際にお会いした方からかなり否定的なお話をうかがっていたので、あまり期待せずに新国立劇場に行く。12:30の受付開始前にもかかわらず、多くの人がすでに集まっていて、いつものゲネプロとは雰囲気が違う。良い席は入手できないとあきらめていたが、幸運なことに2階バルコニー席のL2列4番がもらえた。
第1幕の幕が上がるとシュテファン・グールドがすごい。ジークムントは彼のロール・デビューのためか、プロンプターの声が良く聞こえた。そしてフンディングのアルベルト・ ペーゼンドルファーもなかなか。フリッカ のエレナ・ツィトコーワがこれまたすごい。そしてヴォータンのグリア・グリムスレイは2幕では精彩がなかったが、第3幕では素晴らしく、一瞬ほろりとさせられた。そして舞台、時に第3幕の最後は実にきれいで秀逸。
意外や意外、今年のバイロイトよりずっと良く、ワシントン・ナショナル・オペラとバレンボイムのベルリン州立劇場の「ワルキューレ」と甲乙つけがたい演奏だった。
15日に見る本番が楽しみだ。
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