役立たず

　ぼくのことではない。　

　やっぱり日本のマスコミ書くべきこと書かないな。
　北朝鮮が中距離弾道弾＝ノドンを日本に向け発射し、日本海に落下したというニュース。たぶん地下に隠していたトラックみたいな移動できる車両に積んだ発射台から発射したんだろ、というとこまで書いてる。要点は十分。でも書くべきことを書かない。もっと足の長いアメリカまで届く大陸間弾道弾＝てぽどん？を整備しようとしてるのは承知の通り。
　要するに、アメリカさんが日本に大金出させようとしている、ミサイルディフェンスシステムは事実上役立たずということ。移動式の発射台で100発以上撃たれた日には防ぎようがありません。こんなことは大昔から自明のことだった。いくら迎撃ミサイルの精度を上げても無理。今回だって発射したことすら捕捉してなかったはずだ。
　今回もし、核弾頭をつんでたら、もしそれがどこでもいい、海じゃなく陸に落ちたら、大惨事だった。精密な技術はあんまり必要ない。北の意図は、いつでも撃てるんだよという脅しでしょう。なにをたかるんでしょ。
　日本は勿論、核はない（と思う）。でも本気で防ぐにはアメリカのB５２やらB1みたいな大型の戦略爆撃で北朝鮮のミサイル発射施設を攻撃するしかない。それでも全て壊滅は不可能だし、そもそもアメリカが爆撃機を日本が持つことを許さない。
　でも、日本もだから核を持て、とはならない。北はたかる相手＝日本がなくなると困るし、もし撃って袋叩きに会えば、そっちの方がもっとこたえるだろう。だから、撃たない、と思う。怖いけど耐えるしかない。
日本はアメリカの金持ちと一部の日本の金持ちのために、核を持つべきじゃないし、戦争法も必要ありません。ああ、きょうは広島に原爆が落とされた日でした。黙祷。