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2016年06月17日12:21

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人に笑われても

奈良クリテで試走をしたときの第一印象は「本当にこのコースでレースするの?」だった。
道幅が狭くなったり、広くなったりするうえブラインドコーナーがたくさんある。
しかし周回を重ねるうち「案外おもしろいかも?」に変わった。
そしてレースがスタートしたが思った通りだった。
集団先頭の奴らが集団後方の奴らを苦しめるためにコーナーの立ち上がりで加速する。
集団後方ではそれが分かっていても前に上がれずただ苦しむだけ。
前で走れればおもしろいだろう。
だが私はただ後ろで苦しむだけで終わった。
「全く勝てる見込みのないレースになぜでるの?」
「いい年こいていつまでやってるの?」
などと人に笑われそうである。
ただ私は人に褒められることより笑われることをするのに魅力を感じているので
ここまでマイナー競技である自転車を続けてこられたのだ。

今日、イチローの記者会見がテレビでやっていた。
「常に人に笑われてきた歴史、悔しい歴史がある。これからもそれをクリアしていきたい。」
この世界一の男の言葉に少しだけ勇気をもらった。




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