戦いすんで日が暮れて

舛添東京都知事がとうとう辞任した。

本日、都議会全会一致で総攻撃前、玉砕の憂き目を回避。
白旗を挙げた。
およそ二か月ちょっと。ほころび時点でごめんなさいしておけば、
ここまで全汚点を暴露され、ずたずたにされることはなかったろう。
よもや英才を気取るマッシーもおもいもしなかっただろうねえ。

かぎりなくグレーという言葉があるが、かぎりなくブラックだったなあ。
それにしても最後の最後、悪あがきに子供まで持ち出して延命策。
高１のお姉ちゃんと中一の弟。この姉弟のことを持ち出したメディアは
どこもなかった。あたりまえだよね。それを父親みずからが延命策の
ダシに持ち出した。なんという愚挙、品性の無さ。

姉弟は楽しかった思い出の正月家族旅行が政党交付金で賄われ、
嘘で塗り固められていたことをこのたび知り、どれだけ傷ついたろうか。
そして連日暴かれていく父親の不実。言い逃れる陳腐な答弁。
父親失格、いや人間失格。こどもたちの未来将来が気の毒だよう。

汚職でもなんでもない、前代未聞のお粗末知事騒動。
歴史には大きく残るんだろうなあ。哀しいねぇ。

きょうは梅雨の曇り空。それでも東京の夜空は久々にすがすがしい。。。