焼肉にタマゴは要らない

昨夜は、防衛省武器調達部門のプロジェクト管理セミナーに参加した。
場所は「東京の柏」と呼ばれる、現在大改装仲の某繁華街である。内容が内容だけに、講演内容は明らかには出来ないが、講師の防衛省の調達部長さんが、ついつい、自衛隊員を「兵士」、相手を「敵」と言ってしまうあたり、キレイ事では済まされない国防の厳しさが感じられた。
ちなみに、ステルス戦闘機Ｆ３５Ａは、日本国内での最終組み立てについて米国政府の許可が下り、めでたく数十機配備されるメドがついたそうだ。

さて、興味深い講演を聞けば腹が減る。という訳で、講演終了後は「兆楽」さんに伺った。

この「兆楽」さん、「レギュラーメニューの中から、３メニュを週替わりで￥１００引き」という大変ありがたいサービスを実施してくれている。今週は、「焼肉定食」「ムースールー定食」「ムースールー焼きそばセット」が￥１００引きだ。この中から「焼肉定食」を選び、ギョウザを付けて注文した。

相変わらず、活気が溢れる厨房だ。

しかし、老舗の「兆楽」さんと言えども、日本人スタッフは減少し、中国人が幅を利かすようになって来ている。寂しい限りだ．．．．って、中華料理屋なんだから、寧ろ歓迎すべきか。

焼肉定食￥７２０、ギョウザ￥２００

「焼肉」というよりは「甘辛肉野菜」といった方が正確か。甘辛に炒められたブタニク、タマネギ、ニラが美味い。ご飯が進む。
さて、この定食には薬味としてマヨネーズと生卵が付いている。マヨは良いとして、生卵の対処に困った。
とりあえず溶いてみて、スキヤキの様にニクをくぐらせて食べてみた。あまり、美味くない。ならば、皿に直接かけてみれば、甘辛のツユと混ざって美味いのでは？と、残りを全てかけてみた。
折角の美味い甘辛のツユが薄まってしまい、コイツも美味くない。やはり、焼肉に生卵は合わない様だ。

ギョウザ。コイツは相変わらず美味かった。サッパリした野菜ギョウザ。汁が溢れる肉ギョウザもあれはあれで美味いが、今回の様に焼肉と一緒に食う、となると、やはり野菜ギョウザに軍配が上がる。これで￥２００とは、破格のサービスだ。

焼肉に玉子は合わない。ギョウザが合う。と得心した、梅雨の夕餉であった。