mixiユーザー(id:6731788)

2016年04月22日06:43

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公器の現実

「押し紙」という言葉を初めて知った。
新聞社と新聞販売店の間の取り決めで、例えば1000部入れると、
そのうち300部は実際の販売部数ではなくただの発行部数積増し数字。
すなわち買い取り分の三割は購読者がいないわけで、この訳のわから
ない売り上げ計上のおかげで、おおむね新聞社社員の給料は世間の
平均値よりはるかに高額ということになるらしい。

虚偽の販売部数のカラクリを「押し紙」というのだという。
虚偽で儲ける売上金はどこで得るのか。とどのつまり7割の実購読者
の講読料と掲載広告料金と販売部数に応じる折り込みチラシ料金
というわけだ。
購読者は3割負担分の講読料を取られ、同様に広告依頼主も負担
させられた掲載料、チラシ料金を取られるという理不尽な構造。

どこかおかしいとおもったんだよなあ。
新聞はどんどん読まれなくなっている。購読者が減っているという
感覚があったのに、なんで新聞社社員は優雅なのかというおもい
がしていた。こういうことだったんだねえ。

朝日新聞は発行部数670万部という。こんなもんかという
おもいもいささかの驚きであるが、このうち3割、200万部が
押し紙だという内部告発があり、公取委が独禁法違反で注意した
というのだ。
注意ってなんだあ。読者、スポンサーをあざむいて不当に金を
得るというのは詐欺行為じゃないのか。
政権はなにも言わない。そりゃあそうだ弱みを以前から知って
いたに違いない。文句は言わせないぞと圧力かけられる。
新聞各社が体制翼賛化してくわけだ。

朝日をはじめ各紙、この暴露、処分に関してほぼ取り上げない。
そりゃあそうだよねえ。記事にできるわけがない。
朝日でかくのごとしだ。産経なぞはどうやって食っているのかと
不思議でならなかったが発行新聞の大半を古紙にして、詐欺収入で
食っていたわけだからさもありなんである。

このたびの熊本大震災では、テレビ関係の傍若無人ぶり報道が
取り沙汰される。
新聞社はほら見たことかと追求するが、自分達も同じような
ことをやっているに違いない。
これはほうかむりってことなんでしょうねえ。
世の中の収入格差、経済低迷にかんしては立派な御託述べるけれど、
自らのいかさまにはダンマリ。

新聞読まれないわけだわ。。。。。。。

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