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2016年04月11日23:17

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4月11日 管理職向け労務管理研修のススメ

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。

管理職向け労務管理研修のススメ

4月11日月曜日。久しぶりの記事になりましたが、先週顧問先の東京・大阪にある事業所へ管理職研修講師で出張していました。私自身、数年前から顧問先に対して管理職向けの研修講師を行っています。

ネット社会の現在、管理職よりも労働者のほうが、労働基準法の知識等詳しくなっている「逆転現象」が生じているように私は思います。また、管理職による注意・言動が、部下にパワハラと認識されて労働トラブルになっている事例が増えているように思います。

パワハラについては、「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」と厚生労働省「職場のいじめ・嫌がらせ問題に関する円卓会議ワーキング・グループ(WG)」で定義しています。

しかしパワハラか否かの判定は、最終的には訴訟等で判定していますが、受け手である部下の主観で決まってるような気が私はします。また被害者である労働者がパワハラと思っていても、加害者はパワハラをしていないと認識している事例が多いと私は思います。

私自身、労働基準監督署・福岡県社会保険労務士会と労働相談員を経験しましたが、労働相談の多くがパワハラに関する相談だったと思います。パワハラを含む労働トラブルを防ぐためには、経営者を含む管理職へ最低限の労務管理知識の研修が必要であると実感し、顧問先で実践しています。

今後、顧問先を含め、管理職向けのパワハラ防止や労働トラブル防止のための労務管理研修についても、積極的に行っていきたいと思います。


写真は今日の夕食で、豚肉ステーキ、ポテサラ、大豆のトマトスープです。
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