週報(16/04/04〜)　東京藝術大学大学美術館

元々週末はモンベルフレンドフェアで横浜へ行こうとしていたが、乗り気がしないために中止した。
そのため来週に予定していた"UENO WELCOME PASSPORT"の4ヶ月目で6箇所目の施設訪問とした。
今回は東京藝術大学にある美術館である。
この美術館は常設展がなく、特別展示会がある時のみ開館している。
今年はタイミングが悪く1月最終週の卒業・終了作品展以降は、入試絡みで長期間展示会がなかった。
そのために4月まで中に入ることが出来なかったのである。
　
美術館は地下2階にあるのだが、今まで上野エリアは巨大な美術館・博物館が続いていたので、一言で言ってしまうと"スペースが狭い"という感じである。大学内の美術館なので仕方ない。
藝大コレクションとしては60〜70年代の作品が特別展示されていたが、この頃によくある過激なアートとは異なった落ち着いた感じの作品が並んでいた。
今回展示されていた中で目を引いたのは、高橋由一の「鮭」であった。(※)
高橋由一は日本初の洋画家らしいのだが、書いた絵が鮭の油絵というのもインパクトがある。
今回初めて目にしたのだが、あまりにもインパクトが強く一目で興味をもっていかれた。
西洋画なのだが、まちがいなく西洋人は書かない内容というのが非常に面白い。
　
作品数はかなり少ないので、じっくりと見たのだがそれでも20分くらいで見終わってしまった。
今回は日曜日に訪問したので開いていなかったのだが、大学食堂で食事をする事もできるらしい。
　
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写真: 東京藝術大学大学美術館
　
※高橋由一
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E7%94%B1%E4%B8%80