いや、ビックリしました。
こんなに退屈な映画だとは・・・。
すごく評判の良い映画なので、素直に楽しむつもりで、どうにかそうするつもりで努力したのですが、その甲斐もなく、中盤から眠くて眠くてどうにもならない状態になり、本当に苦痛になってしまいました。
とにかく、一切感情を動かされませんでした。
一切笑えなかったし、緊迫感もないし、ハッとするような映像もなく、ひたすら目の前に起こる淡々とした出来事を静かに見つめるのみ。
もっと感情を動かすような演出を丁寧に描いて欲しいのに、割とダイジェスト的にスイスイ話が進むので、何が起こっても「ああそうなんだ」という気持ちしか起きません。
予想を超えるような展開も一切なく、懐かしのディスコ音楽を使った演出も思ったほど多くないし、少しもノレないのです。
ホットスタッフを使ったシーンなんか、多分「ココ!」という部分なんでしょうが、「笑った方がいいんだろうな・・・」という微妙な感じでした。
まあ、多くの人が楽しんでいるわけですから、自分には向いてなかったということなんでしょうね。
つくづく思ったのは、予想通りにしか進まない話や、観客の気持ちを一切逆撫でしないような映画は、自分には退屈なんだなあということです。
嫌な気持ちになったり、気持ち悪いものなどが一切登場しない映画なので、文部省推薦も納得。
こんな意見は少数派だと思います。
ただ、一緒に行った友人もグッスリいってたんですよね・・・。
ログインしてコメントを確認・投稿する