マウント・キンビーについては、前作に収録された「You Took Your Time (feat. King Krule)」が素晴らしかったので聴いたのですが、アルバム自体は尻つぼみでイマイチな印象でした。「Made To Stray」のようなテクノもあり、地味な内容ではあるものの、一応ク
ホドロフスキーの自伝的映画「リアリティのダンス」に、まさかの続編が登場です。自身の子供時代を舞台に(いつものごとく)やりたい放題のバラエテイーショーを繰り広げた怪作の、今度は青春篇というわけです。親からの自立、芸術(ここでは詩)への関心の高
映画の冒頭で、大変なデブ女がほぼ全裸で陽気に踊りまくるシーンがありますが、ここが素晴らしいです。悪趣味で醜悪だと思う人もいると思いますが、全然不快ではなく、単純に面白くて楽しくて、でもヤバいものを観ているという、映画鑑賞の醍醐味を味あわせて
友人3人と自分の4人で観に行きましたが、感想が分かれたのが面白かったです。1人は今までの最高傑作!、一人はイマイチというかダメ、僕ともう一人は普通に面白かったという感じです。まず自分の観終わった時の感想を箇条書きにすると、・中弛みはあったけ
事前に予習として「バットマン対スーパーマン」を観ましたが、最初に観た時より格段に面白かったです。やっぱり映像がいちいちカッコ良くて美しい。アベンジャーズシリーズとは違う、独特の重さと暗さと美学のある、素晴らしい映像はさすがザック・スナイダー
「最終章」と銘打ってある映画を、これまでの話を一度も観た事も無い人間が観るというのは、どのくらいの割合なんでしょうか。おそらく非常に稀なのではないかと思います。僕は今回それでした。事前に知っていた情報は、少女が戦車に乗って戦うアニメである事
かつて電気グルーヴが、長い活動休止から復活して最初にリリースしたアルバム「J-POP」は、J-POPという名前とは裏腹に、非常にポップとは程遠い内容でした。これは、J-POPというフィールドにおいても、今後は(これまでも十分そうだったが)自分達のスタイル
普段、私生活について書くことはあまり無いのですが、時には「ちょっといい話」も良いかなと思い、書いてみることにします。なかなか新しい事に踏み出す勇気が持てない自分。そんな自分が、そっと背中を押してもらったというお話です。昨日ですが、車を運転し
もうそろそろ、アベンジャーズシリーズを追いかけるのに疲れてきたこの頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。「また神様ご乱心かよ」と、正直あんまり積極的に観たい気分では無かったのですが、面白いという評判を聞いていたので行ってきました。これが面白い
スティーブン・キングの小説は、読む分には普通に面白いのですが、映像化すると異常に馬鹿っぽいものになってしまう事が多いです。極め付けは「ドリームキャッチャー」で、便所と宇宙人と怪獣とヘリに乗ったモーガン・フリーマンが大暴れする異様な怪作(とて
先日、Cutemenのライブを渋谷に観に行くついでに、横浜の劇場で観てきました。静岡では12月に公開されるようです。前評判が上々ということで期待して行きましたが、なるほど、これは良く出来ています。アイデアがあって、それを活かすための演出が入念に行
このタイトルが長くて覚えられない!チケット買うところで「え〜と・・・、ああ、これこれ!カノジョガソノナヲ・・・」ともたついてしまいましたよ。「凶悪」「日本で一番悪い奴ら」の白石和彌監督の映画ということで観ました。今のところ、間違いなく面白い
奇跡の続編に備え、ブレードランナーのファイナルカットと、ついでに地上波で放映された劇場版を短い期間に連続で観ました。はるか以前に、確か「最終版」だったかを観た時は、さほど面白いとは思えなかったこの映画ですが、やっぱり観る度に面白くなります。
アトミックですよ。原爆ガール、シャーリーズ・セロンはもう、ゴジラのような怪獣なんでしょうか。予告では、彼女が男共を豪快にブン殴り蹴飛ばすお宝映像満載で、「ああ、これは観に行く事にあるやつだな、結局」と思ったのですが、結局もう観ました。とにか
自由の女神でお馴染み「猿の惑星」の前日譚シリーズの3作目です。「創世記」「新世紀」の前2作は本当に良く出来た素晴らしい作品でした。派手なアクションシーンもあるものの、基本的には猿と人間、あるいは猿同士の様々なドラマが見所となっていて、シビア
ラスティやアヴァランチーズの曲にも参加していたラッパーのダニー・ブラウンが、老舗テクノレーベルのワープからアルバムを出しました。これは聴くしかないと思ったのですが、何しろヒップホップ、更にはラップのアルバムなんてあまり聴かないし、海外のラッ
この映画の監督であるポール・バーホーベンの映画は本当に面白いものばかりで、有名なロボコップから、個人的に生涯トップ3に入るスターシップ・トゥルーパーズ、大コケしたけど個人的には爽やかで好きなショーガール、シュワちゃんのトータルリコール、そし
いつもアウトレイジの予告編は面白くて何度も観てしまうのですが、今回のも最高で、特に塩見三省さんの「ああ〜ん?!」のところで毎回笑ってしまいます。劇場でもこのシーンでは笑い声がおきていました。その劇場のお客さん、隣の方にはビールを飲みながらの
静岡の映画館で、シネシティ・ザートという映画館がありまして、東宝会館と違って普通のシネコンなんですが、少し前から「重低音体感上映」というのを行っています。読んだまま、重低音が爆音という上映スタイルで、一度たまたま「ララランド」をこれで観た事
この原作については、以前パワープッシュされていたので名前は知っていました。でも、なんか作者名(沼田まほかる)が胡散臭いので、読んでいませんでした。売り方も感動押しな感じだったし・・・。じゃあ、なんで観たかと言うと、ネットで「気持ち悪くてたま
まず、前作の「プロメテウス」の話をする必要があると思うのですが、あれをどう思いますか。エイリアンのファンがあれを観て、怒り狂ったり黄昏たりする気持ち、非常によく分かります。また、エイリアン関連の映画と知らずに観た人は、災害を経験した気持ちに
静岡では、公開される映画は限られていて、観たい映画が他の地域に比べて随分遅くなったり、結局公開されなかったりします。しかし、静岡東宝会館という特殊な映画館では、ホラー系に関しては妙にマニアックな映画を公開してくれます。この映画館はいわゆるシ
クリーピーの黒沢清監督による、地球侵略ものSF映画です。とはいえ、予告から分かる通り、ハリウッド映画にあるような映像はド派手なのに眠気の方がグングン侵略してくるような映画とはまったく違います。まず、舞台が日本のどこにでもあるような地方都市の
Perfumeのニューシングル「If you wanna」ですが、みんな「カッコイイ!」とか「オシャレ!」とか感想書いてますが、普通は「なんじゃこりゃ?!」と思うはずですよ!今の若い人は、変な曲だと思わないのかな?メジャー音楽シーンの動向については、近所の猫
全国的にも公開館数が少なく、当然静岡なんかではやってないので、横浜の劇場で観てきました。面白いとは聞いていましたが、これはそんなものではない、ウルトラ大傑作でした!この映画の特徴として、終始流れているロックやポップスの音楽に映像や効果音がリ
「バットマン対スーパーマン」での登場から、ソロ映画を楽しみにしていました。海外でも軒並み大ヒット!とにかく普通に面白い映画であることは間違いないだろうと思っていましたが・・・。どうしてこんなに眠かったのでしょうか。序盤の、アマゾネス軍対ドイ
またもやスパイダーマンのやり直し映画です。しかも、今回はマーベル軍団の一員にするためのやり直しですから、大人の事情感が半端ない。前のアメイジング・スパイダーマンがアメイジングな不人気だったため、話が完全に途中だったのに打ち切りという黒歴史に
負け戦・・・。この企画を聞いた人が皆感じる言葉だと思います。これまでも、無茶な漫画の実写企画は数ありましたが、忍者ハットリ君やこち亀レベルの厳しい、八甲田山のような企画が遂に実現しました。しかも今回は香取君(元スマップメンバーで、一番つらい
とんでもない映画でした。これには、良い意味も悪い意味も含まれています。予告を見ると、親子の愛情をユーモラスに描いたハートウォーミングなコメディみたいです。本編を観てから予告を観ましたが、これは詐欺です。全然そういう映画ではありません。確かに
岡村隆史がこの世で最も不自然な吹替えをした自己啓発系映画と同じタイトルですが、こちらは異星の化け物が地球人を皆殺しにするという、安心できる内容です。劇場で予告編を何度も観ていたものの、それほど興味を惹かれなかったこの映画。暇だったので映画で