春が来たかというような一日でした。
寒緋桜も昨日までは毒々しくおもったもんですが、
春めいた日差しの中で観るとそれなりに。。
そうおもえば沈丁花の香りも増したような。
うっかり春到来を信じてしまいそうで危ない、危ない。。
大山街道沿いの酒屋にシャッターが降りておりました。
貼り紙に「68年の長きに渡りお世話になってまいりましたが、
このたび閉店と相成りました・・」うんぬん書かれてある。
目の前の多摩川を渡れば東京世田谷という地なのに、
ここではシャッター通りの様相か。
68年といえば、昭和23年ころの開業だろうか。
戦後の勃興期、このあたりはまだ三業地の賑わいが
あったのだろうか。それともローカルののんびりした
街道町だったのか。
廃業の事情は暗いものかどうか、勝手な想像をする
ばかりであるが、いずれにしても単店商いの商店主には
生きづらい時代になったことは違いない。
春は春でも、街道には春のからっ風が吹きぬけていた。。。。
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