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2016年03月10日06:41

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もうあれから五年・・・

はやいもんですねえ・・・
もうあれから五年が経ちました。

いろんな情報を見ておりましても、東北の震災の爪痕は
まだまだ癒えていないような気がします。
神戸の震災の復興はもうちょい早かったようにおもうんですが、
あれは20年前のことですから、記憶の風化もあって
あいまいになっているのかなあ。
やはり地震だけではなく津波ですべてが流されたというのは、
地震だけとは異なるっていうことなんでしょうね。

五年後のあれやこれや気がついたことをつらつらと記して
おきましょう。
海の中はずいぶんきれいになっておりました。もちろん
ところどころには陸のがれき、なごりのモノが沈んでいたり
するわけですが、津波のひきもどしは海底の泥を掻いて、
皮肉なことですが活性化していったとか。
おかげで魚は増え、海産物にとっても良い環境ができたという。
なんとも複雑であります。

魚が増えたと言えば、福島の海はそのことが特に顕著だという。
放射能の影響はもう無いといいいながらも、福島の魚類は
売れないので漁に力が入らない。結果、漁が無ければ魚は増える。
これも歯がゆいはなしです。
福島の野菜、果物。これもあいかわらず安い。残留放射能はない
というのに、みんな腰が引けちゃう。
たしかに現実はこれからも住めない地域があり、帰宅OKに
なった地域も山林の除染はいまだに進んでいない。危険と
隣り合わせの生活に帰れと言われてもなあ、なんだそうです。

子供たちの甲状腺異常の発生率は他県よりも確実に多いそう。
広島・長崎の被曝10年後も、甲状腺異常の発生率が高かった
という記録があるそうですが、原発爆発の放射能レベルは
はるかに高いというんですから被曝度は推して知るべしでしょう。
なのにまだ原発神話を推進しようとする。とても正気とはおもえません。
おりしも売電自由化で安い電気は原発だと、声高にこそ宣伝は
しませんが、裏では公然と囁く。
3・11は原発反対デー。これも忘れてはいけないとおもうんです。

各地の造りかけの防潮堤。不気味ですねえ。大きな大きな壁を
あちらこちらの海辺に築く。ベルリンの壁、パレスチナ、ガザの壁。
そんなものを思い起こさせます。ほんとうにあれが必要なのか、
というかまた津波が押し寄せてきたとき、役に立つのか。
勝手なことを言っちゃあいけませんが、時が経つと無用の長物
だとかいって、また壊したりする時代が来るんじゃないでしょうか。
土建行政のビルド&スクラップてな図式になってはいませんかねえ。

まだまだ癒えない五年目の寒い春です。。。。。。。。
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