これを観たのは昨年になるのですが・・・
この映画、山田洋次監督が井上ひさしの戯曲「父と暮せば」の姉妹編として作ったもの。
1945年8月9日、長崎。医大に通う浩二は、受講中に原爆の直撃を受け、母親の伸子や恋人の町子を残して死んでしまう。
それから3年後。伸子は未だ息子の死を信じられない。夫を病気で亡くし、長男は南方戦線で戦死した。ひとりぼっちになってしまったのだけど、何時か浩二が戻って来るのでは、と思ってしまう。
この日もいつものように夕食の支度をしていると、そこに浩二がひょっこり現れる。だが、浩二は、以前のように明るく快活な口調で、「僕はもう死んでいるんだよ」と言うのだった。
それからと言うもの、浩二の幽霊は度々伸子の元を訪れて……
母と暮せば
http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=124952&id=3802742
この先、ネタバレあります・・・
この映画は終盤になって、心温まるファンタジーからホラーに転じます。
幽霊の浩二に病床の母が、
「もう消えないでおくれ、ずっと一緒に・・・」
と言うと、浩二がこう答えるのです。
「ずっと一緒だよ。母さん、もう“こっち側”にいるんだから」
え?
うわぁ、憑き殺した。
これには、心底ぞっとさせられましたねぇ。
感動どころか、背筋も凍るホラーってやつです。
しかも、その後が「大霊界」なんだもんなぁ・・・しかも、“サユリスト天国”の。
これは、思いっ切り引くぞ。
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