散歩もかねて20分ほど歩いてモノレールの駅まで行って、モノレールで千葉駅へ。
千葉駅は大改装中。モノレールの線路が突っ込んでる辺りは、ブレードランナーっぽくて好きなのだが、駅ビルが完成するとますますそうなりそう。
駅から県庁方面へもモノレールはのびているが、降りて歩く。
目的地まではまっすぐ歩いて20分ぐらい。基本、早歩きなので、このぐらい寒いほうが、上着を脱がないで済むのでちょうどいい。
栄町の脇を抜けるとき、交差点に猫の死体があった。人通りは少なく、閑散とした道だ。その猫の死体をカラスがくわえては引っ張って、道の端へと運ぼうとしていた。
いきなりワイルドだ。でもカラスの雰囲気が、餌をつつくような感じに見えなかったので、もしかしたら知り合いの野良猫が車に轢かれてしまったのかも……。
途中で、千葉パルコに寄って、改造社書店で買い物。
児童書のコーナーを覗いてみて、自分の新刊がなくてちょっとショック。ここに本が並ぶのはわりと目標の一つだったんだが。11月にはパルコは閉店なんだよなあ……。
県庁の正面から左側に抜けて、大通りをわたり、中央図書館のほうへ。
実は、この近辺、千葉城周辺は『ちょい能力でいこう！』の舞台のモデルなのである。
まるっきり同じってわけではないのだが(ていうか、だいぶ変えてるけど)、地理的な配置とか小学校などの施設などは、けっこうこの辺をイメージしている。中でもランマの家『喫茶えるふ』は、本当はここにある児童書の専門店の名前。かなり思い入れのあるところなのだ。
私が子供の頃、この店は稲毛にあって、よく通っていたのでね。
今日の目的地はこの店。
前に、お店をモデルに使わせてもらったことを話していたので、献本しにきたのだ。
小さくて、まじめなお店で、絵本と岩波ジュニア文庫とSFが充実しているが、つばさ文庫はおろか青い鳥文庫さえ置いてない。
マンガっぽいイラストがネックみたい。
まあ、その方針をどうこういうつもりはないけれど、読んでもらって考えが変わってくれたら嬉しいな、ぐらいの気持ち。
ここの本を読んで育った一人が、こういう本を書いているわけだしね〜。
その後、稲毛からも少し歩いてトータルで8キロくらいか。
少し疲れた。
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