「1990ボルドー」ワイン会

【2015年11月30日】
第761回の定例会を開催しました。
場所：Villa Due（千代田区鍛冶町）
人数：14名
会費：24,400円（食事5,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1990 Ch. Fontenil
2) 1990 Ch. Simard
3) 1990 Ch. La Louviere
4) 1990 Ch. Cordeillan Bages
5) 1990 Ch. Haut Marbuzet
6) 1990 Ch. Clerc Milon
7) 1990 Ch. Leoville Barton
8) 1990 Ch. Canin la Gaffeliere
9) 1990 Ch. Canon
10) 1990 Ch. Figeac
11) 1990 Ch. Ausone
12) 1990 Ch. Lafite Rothschild

個人的な好みでは、
☆☆☆☆　11,12
☆☆☆ 　 6,7,8,10
☆☆　 　 1,3,4,5,9
☆　　 2
でした。

今年12回目と13回目の☆☆☆☆が登場しました。（過去は1/9, 1/14, 3/9, 3/13, 5/7, 7/6, 7/27, 8/5, 8/10, 8/24, 11/11）

11)は、甘いキャラメルや紅茶やチョコレートや黒コショウの香りと、ビターチョコレートや腐葉土や燻製肉の味わいでした。妖艶な香りと、滑らかな舌触りが印象的な、素晴しいワインでした。

12)は、動物っぽい腐葉土やキャラメルや紅茶や黒コショウやナッツの香りと、チョコレートや紅茶や西洋杉やバニラやブラックカラントの味わいでした。凝縮感のある果実味に溢れ、余韻が非常に長い、構成のしっかりとした堂々たるワインでした。

全体的には、非常に満足度の高い会でした。
共通の特徴は、甘いチョコレートのような果実味、舌を掴むような凝縮感、長い余韻、そしてきめ細かなタンニン分でした。
まだ飲み頃のピークに達していないと感じられるワインも多かったですが、25年を越えたこれ以降は、コルクが劣化してワインが漏出するリスクが高まるため、品質のバラツキが大きくなると思います。
状態が良ければ、あと10〜20年くらいは楽しめると思います。