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2015年10月29日12:48

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10月28日 第一回立川らく人落語大全集

10月28日 第一回立川らく人落語大全集  お江戸上野広小路亭

師匠立川志らくの落語大全集と同じネタで、立川らく人落語大全集として演じる会。
師匠からは「了見は良しだが出来るハズがない」と言われたと、プログラムに。
その了見の意気に感じて、最初から通おうと思うわけですよ。
客数はと興味があって、中入り時に数えたら客席27人、一門会より多いじゃないか!
志らく落語大全集の、一回目の開口一番が、らく人さん、演目は饅頭怖い。
今日は、自分で開口一番を務めると、プログラムにない、饅頭怖いを演じました。

立川らく人  饅頭怖い
立川らく人  寿限無
立川らく人  天狗裁き
立川らく人  富久

若々しい演出で、爽やかな感じでした。饅頭怖いで、さりげなく今風のスイーツを語り
寿限無でも、海砂利水魚を芸能人でクスグリ、天狗裁きは、不可思議な夢だけで決めた
富久をどう語るのかな、一八が久保町まで走って、しくじった旦那の前に出る、
走る場面から、旦那の場面、場面転換が見事です、これは師匠譲りでしょうか。
富が当たり、札が焼けたと思って、落胆、焼け残っていたとわかり、喜びに泣く。
感情の起伏を、一八の胸の内の呟きのような起伏の少ない語りに好感を持ちました。
この場面では、らく人さんが消えて、一八が残りました。
江戸の寒さや貧乏のどん底の空気感は、これから修行して身につけるのでしょう。

下げは、オリジナルかな、大師匠談志家元の、大工調べを彷彿とさせる、下げでした。

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