「1987ブルゴーニュ」ワイン会

【2015年10月19日】
第755回の定例会を開催しました。
場所：Villa Due（千代田区鍛冶町）
人数：14名
会費：17,200円（食事5,000円を含む）
ワインリスト：
1) 1987 Vosne Romanee, Jean Grivot
2) 1987 Savigny les Beaune Vergelesses Clos de la Bataillere, Albert Morot
3) 1987 Savigny les Beaune Les Lavieres, Chandon de Briailles
4) 1987 Morey St.-Denis Clos des Ormes, Georges Lignier
5) 1987 Nuits St-Georges les Pruliers, Lucien Boillot & Fils
6) 1987 Nuits St.-Georges Les Cailles, Alain Michelot
7) 1987 Vosne Romanee Les Gaudichots, T. Vigot-Battault
8) 1987 Clos Vougeot, Ceci
9) 1987 Corton Renardes, Jean Ernest Maldant
10) 1987 Corton, Meo Camuzet
11) 1987 Chambertin Clos de Beze, Joseph Faiveley
12) 1987 Richebourg, Jean Grivot

個人的な好みでは、
☆☆☆ 　10,11,12
☆☆　 　 1,2,5,6,8,9
☆　　 4,7
でした。

10)は、甘い紅茶や旨みやキャラメルやミネラル分や腐葉土の香りと、酸味の強い、紅茶やキャラメルや燻製肉やチェリーの味わいでした。凝縮感があり、ふくよかな果実味が感じられる、優美な熟成ワインでした。

11)は、紅茶やチョコレートや青野菜や燻製の香りと、甘いキャラメルや海藻やミネラル分や紅茶の味わいでした。妖艶な香りが印象的な、繊細さが感じられるワインでした。

12）は、海藻や木樽やチョコレートやミネラル分や動物っぽい腐葉土の香りと、バニラやチョコレートやミルクヨーグルトやチェリーの味わいでした。凝縮感と複雑みを兼ね備えた、スケールの大きい素晴らしいワインでした。

全体的には、期待通りの満足度の高い会でした。
これらのワインは、若い時の酸味が弱まり、熟成とともに甘みが増して来た印象です。
1987ブルゴーニュは、一般的にはとっくの昔に忘れ去られたヴィンテージですが、こうしてひっそりと飲み頃を迎えているのに出会えたことは、この上ない喜びです。
あと3〜5年は、問題なく楽しめると思います。