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2015年09月25日23:53

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腹立った

アメリカの製薬会社が、エイズやがんなどで免疫力が低下している人の治療に使われる薬剤の価格を、約55倍も値上げして激しく批判されている。この製薬会社の経営者が、値上げの理由を軽い口調で語ったこともあり、さらなる怒りを巻き起こした。9月20日、ニューヨーク・タイムズなどが報じた。

批判を受けているのは、元ヘッジファンドマネージャーが運営するスタートアップ製薬会社「チューリング・ファーマシューティカルズ」。同社は8月に権利を買い取った「ダラプリム」という62年前に開発された感染症治療薬の価格を、1錠13.50ドル(約1620円)から、750ドル(約9万円)に値上げするとした。

BBCによると、この薬の製剤コストは、現在1ドル(約120円)。チューリングのCEO、マーティン・シュクレリ氏(32)は、このコストの中には、マーケティング費用や流通費用は含まれていないと説明した。

「私たちはこの薬で利益を出す必要があった。私たちよりも以前の企業は、このことを諦めていた」。シュクレリ氏は価格が、製薬業界で生き残るためには、価格が見合っていないと主張。「最近、がんなどの薬は10万ドルかそれ以上する。特殊な薬になると50万ドル以上のものもある。ダラプリムはまだ安いほうだ」などと話した。値上げで得た収益は、より副作用の少ない薬の開発に使うと話した。

このシュクレリ氏の発言に対し、批判が殺到。ヒラリー・クリントン氏は21日、「言語道断」と批判。価格の是正に動くとの考えをツイートした(ただし、ヒラリー氏の発言により製薬会社の株価は落ち込むことになり、ウォール街はヒラリー氏を非難した)。

シュクレリ氏はジャーナリストから「なぜ55倍も価格を上げる必要があったのか」とTwitterで質問を受け、「あなたはバカです」「事実を確認していないか、論理的に考えられないジャーナリストだ」などとリプライ。さらなる怒りを招いた。

批判を受けて、シュクレリ氏は22日、「私たちのような小さな会社が利益を得られないならば、ダラプリムのような薬は存在しません」と弁解。しかし、ダラプリムの値下げを約束した。値下げ幅についてははっきりとは明かさなかったが、「手頃な価格になるだろう」と語った。

田亀源五郎氏の日記より転載(ゴメンなさい)
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