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2015年09月20日18:25

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「キングスマン」を観ました

「キックアス」のマシュー・ボーン監督による、スパイアクション映画です。

オヤジがスパイだった主人公が、ひょんな事から自身もスパイになるべく「スパイ選抜試験」みたいなのに参加するというお話です。
オヤジ(仲間を救うために死亡済み)の友人である男から、色々と指導を受けて、次第に一人前のスパイへと変貌していくパートと、その後超セレブ役のサミュエル・ジャクソンの陰謀を阻止せんとするパートで構成されています。

昨日観に行ってきました。
暇な友人が遊びに来て、どうやら進撃の巨人の後編が始まったみたいだから観に行くか、ついでに何かもう1本観るかという話になり、自分が「面白いらしい」とこれを勧めたという経緯なんですが、実は自分も良く内容を知らず、「なんかスパイ・コメディみたいだよ」と適当に言ってしまった程度の予備知識でした。
始まってみれば、コメディではなく、ちゃんとしたスパイ・アクション。
カッコ良くてオシャレで、これはなかなかいいんじゃないかと期待が高まりました。

サミュエル・ジャクソンの配下には両足が義足(義足ランナーが走る時に付ける、靴ベラみたいなやつ)の少女が居て、これが超強くて、残忍。
義足で敵の手足をスパスパ切り刻むという、ハンディキャップ・アクションが最高です。

前半だけでも十分な面白さなんですが、これが後半からグングンとヒートアップしていきます。
そして、この映画のハイライトでもある、教会内での壮絶な皆殺しアクションが登場!
サミュエル・ジャクソンの企みで人間が凶暴化し、互いに殺し合うのですが、壮絶なバイオレンス場面に能天気な音楽が合わさって、非常に悪趣味なお笑い場面と化すのです。
友人も爆笑していました。

その後も、テンションを落とすことなく次々と見せ場が続き、比較的シリアスだった前半に比べると明らかに悪ノリ、やり過ぎ場面が増加。
クライマックスにはその極みとも言える派手なシーンもあり、下品な下ネタで幕!
やっぱりコメディという説明は間違いではなかったかも、と思い直しました。

この映画、最高に面白いですよ!
そんなに話題になってないみたいですが、今年観た映画の中でもトップクラスの楽しさでした。
クロエ・モレッツが居ない点を除けば、彼の最高傑作じゃないかと思います。
満足、満足、大満足!(おすぎ風に)


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