mixiユーザー(id:15588239)

2015年08月12日09:27

266 view

キラキラの線上で

ベルカント発声は、覚えること、訓練すること、考えることが、たくさんあるわけではありません。
気をつけるのは、たった二つです;

・ノドを開けながら、正しく息を吸うこと
・キラキラの線上で歌うこと

こんな単純な事です。
そして、これが身について(習慣になって)自然にできるようになったら、これすらも いつも考える必要はなくなります。

では、キラキラの線をみつけましょう。
片手を、目の高さに まっすぐ伸ばして、指先で 地面と平行に線を引くことを想像してみて下さい。
そこが、声の焦点、核、キラキラ輝く線です。
その線上に声をレガートに(つなげて)乗せていきます。
高音もそこ、低音もそこ!
音が高くなってもポジションを上げない、低くなっても下げない。
その線上で低音を出せば、胸声を使う時もきれいなミックス・ヴォイスになります。
アジリタ(速いパッセージ)も、その線上です。
フォルテもピアノもそこです。

線上に声を保とうとすると、自然にお腹のあたりを使うことになります。
そうしないと、線から外れてしまうから・・・
この自然にお腹にかかる圧力が<支え>です。
意識して構えたり、力を入れて支えようとするものではありません。
必要のないところでは、すぐリラックス・モードに戻します。
戻しておかないと、次に必要な時、使えません。
キラキラの線を保つために必要な時、必要なだけ、柔らかく使うのが<支え>です。
支えが足りないと、ノドが硬くなって負担がかかります。




15 5

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年08月>
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
3031     

最近の日記

もっと見る