公園のナンキンハゼに花が咲いてゐました。
ナンキハゼは秋に赤、黄、紫、緑の混じった複雑な色の紅葉になります。
鮮やかな紅葉で、乾燥に強く、剪定にもよく耐えるので、公園や街路樹などで良く見かけます。
晩秋になると黒い実が割れて白い種が出てきますが、葉が落ちてからも枝についていて目立ちます。
実の付きかた、実の形からナンキンハゼがこんな花を咲かせるとは気が付きませんでした。
葉の色と花の色がよく似ていて下から見ても花が咲いているかどうかわかりにくいのです。
ナンキンハゼの名はハゼの代りには蝋をとることのできる中国原産の木の意味です。
種を取り巻く白い部分を集めて蝋燭にしたそうですが、ハゼより質が劣るやうです。
ハゼの木はウルシ科で、ナンキンハゼはトウダイグサ科で全くの別物です。
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