さて2日目、27日(水)です。
宿泊先・川越ビジネスホテルでの就寝は21時半、起床は4時。
部屋の窓を開けると、素晴らしいライジングサンを目にすることができました。
朝食をとり、6時半ごろに宿を出発。
宿に近い国道16号線の新宿町(北)交差点の歩道橋で足を止めます。
池袋方面からの東武東上線と、大宮方面からのJR埼京線の合流地点が眺められます。
遠くに見えるビル群は上福岡駅周辺でしょうか。
川越駅に到着。
通勤ラッシュのピークにはまだ早いのか、駅に到着するバスの多くは立客数人程度。
東武東上線のホームへ。
時間とともに乗客が増えつつあるものの、まだまだ余裕ありといったところ。
電車も池袋ゆき、有楽町線直通、副都心線・東横線直通に各種別が入り乱れ、東武車にメトロ車に東急車と賑やか。
片やJR川越線ホームに目を向けると、大宮方面に向かう通勤客でギッシリ。
やって来た埼京線への直通電車へと吸い込まれていきます。
そんな私は、7:13発の小川町ゆき急行に乗車。
50090系電車につられてしまいました。
横向きなマルチシートに座る違和感、そしてシートの外観に反しズッシリくる硬座感
坂戸からは越生線に乗り換え、終点の越生まで乗車します。
4連のワンマン運行も、通学時間帯とあって学生・高校生らで混雑しておりました。
そしてJR八高線と合流し、越生駅に到着。
山あいのローカル感漂う駅です。
越生駅からは、旅の第二の目的を果たすべくバスでときがわ町に向かいます。
ときがわ町では「勉強」の要素が強い行程なので、別稿に譲ることにします。
ここでは、ときがわ町からバスで武蔵嵐山駅にたどり着いてからの行程に触れます。
武蔵嵐山から、東武東上線の快速電車で川越に到着。
あと4時間滞在できるので、ここは前日行きそびれた観光スポットを訪れてみます。
昼食のあと、川越駅西口から東武バスウエストの小江戸名所めぐりバスに乗車します。
12:20発の便は、車号9704(日野レインボーHR・KK-HR1JKEE/所沢200か530)が登場。
東武のバスということで、SuicaやPASMOも使えます。
http://www.tobu-bus.com/pc/area/koedo.html
8分ほどの乗車で喜多院に到着。
車内の音声合成放送では、沿線の観光案内もアナウンスされています。
喜多院は、川越大師の別名で知られる天台宗の寺院。
江戸期には代々の徳川将軍による庇護を受けました。
http://www.kawagoe.com/kitain/
ここには江戸城から移築された客殿・書院などが残っています。
徳川3代将軍家光が出生したとされる部屋「家光誕生の間」や、家光の乳母・春日局が使っていたとされる部屋「春日局化粧の間」があります(室内撮影NG)。
当時にタイムスリップしたかのような、荘厳な雰囲気を感じます。
そして境内の庭園もまた美しいです。
タイミングよく、イーグルバスの小江戸巡回バスをつかまえることができました。
喜多院12:58発、喜多院先回りコースの10便が少し遅れてきたからです。
車号3308(三菱エアロミディMJ・KK-MJ23HE/川越230あ555)の登場。
http://www.new-wing.co.jp/koedo/
こちらはSuicaやPASMOなどICカードは利用できません。
しかし、こちらは運転士さんが肉声で観光案内をアナウンス。
川越駅駅頭でのPRも積極的に行っています。
イーグル・東武それぞれで協賛店の割引クーポンつき1日乗車券を発行。
こうしたサービス合戦も見逃せません。
20分の乗車で蔵の街に到着。
前日に続き2度目の一番街入りです。
訪れた先は、川越市蔵造り資料館。
1893年の川越大火後に建てられた、タバコ卸商の旧小山家住宅です。
http://www.kawagoe.com/kzs/
通りに面した店蔵の奥にある煙草蔵。
煙草蔵の前から店蔵を眺めます。
遠くには時の鐘が。
文庫蔵からの眺め。
明治から昭和の高度成長期直前までの街並みは、どこもこんな感じだったのでしょう。
マンションが見えなければ完璧ですね。
店蔵2階の様子。
店蔵2階から、こんな感じで東武バスを狙ってみました。
いよいよ撤収のタイムリミットが迫ってきたので、川越駅西口まで東武バスで移動。
新宿駅西口からの高速バスで新潟駅への帰途に就きます。
川越駅東口15:00発の長岡経由新潟(佐渡汽船)ゆきは、新潟交通の担当。
新潟200か787(三菱ふそうエアロエース・QRG-MS96VP)でした。
4人が加わり乗客8人となったバスは、国道16号線を進み川越ICへ。
関越自動車道に入ります。
既に体調は回復しており、ゆったりくつろぎながらの帰り道。
長岡ICからは国道8号線長岡バイパスを大回り。
愛宕交差点を右折し、長岡駅東口で3人下車。
そして長岡駅東口からひたすら直進し、国道17号線長岡東バイパスへ。
途中の五百刈で1人下車し、中之島見附ICから北陸道に入ります。
三条燕で1人下車、残る乗客は全員が新潟駅前までの乗車でした。
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