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2015年05月11日23:15

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5月11日 3年で離職の7割、1年内「仕事合わず」26%の記事より

福岡・久留米のぶっちゃけ社労士(会社側の立場でぶっちゃけた相談ができる社労士)こと 採用と労務管理の町医者 吉野正人です。


年で離職の7割、1年内「仕事合わず」26%の記事より


今日は採用に関する気になる記事がありました。

※読売新聞より引用

3年で離職の7割、1年内 「仕事合わず」26%
読売新聞2015年05月05日 09時00分
新卒・労働局調査

 関西の大学などを卒業して就職したものの3年以内に離職した人のうち、7割が1年以内に離職していたことが大阪労働局などのアンケート調査でわかった。

 離職の理由(複数回答)は、「仕事が合わなかった」(26%)や「(休日などの)労働条件が違った」(23%)が多く、同労働局は「会社を知名度やイメージで選ぶ学生が多い。中小企業も含めた企業研究を十分に行うよう助言したい」としている。

 調査は昨年8〜11月、京阪神の新卒応援ハローワークなどが実施。大学や短大などを2011年4月〜14年3月に卒業し、就職から3年以内に離職した328人が回答した。国の調査では、就職した大学生の3割が3年以内に離職している。

 調査結果によると、就職活動で重視する点として、最初の就職時は「業界」を挙げた人が18%、「知名度」も7%を占めたが、離職後は「業界」8%、「知名度」0%に激減。反対に「労働条件」は、13%から34%へと急増した。

 離職するまでの期間は、入社後「3か月〜6か月」が27%と最多。同期入社の有無で比較すると、いない方が短期間で離職する割合が高く、同期入社がいなかった人の64%が6か月以内に離職していた。

※引用終わり。

前回のブログ記事同様、入社後にすぐ退職してしまうケース(事例)が、相変わらず多いようです。監督署勤務時代の労働相談においても、労働者から「求人票内容と実際の労働条件が違う」と言うような相談が多かったりします。新入社員においても、同じだと思われます。

このような会社にとっても労働者にとっても不幸な出来事は、お互いのことをよく知らず、よく理解せずに雇ってしまったのが原因だと思います。ただ、「労働条件がいいから」「知名度があるから」「入りたい業界だから」など、ある意味「うわべ」だけの評価・判断で労働者は会社を選び、会社は会社で「会社が求める労働条件が合ったから」「過去の経歴・学歴・資格などで即戦力になりそうだから」と選んでる場合が多かったりします。

労使間における「こんなはずじゃなかったのに」を防ぐには、会社の情報を沢山提供し、会社に興味があり、会社の考えに共感してくれる人材を集める必要があります。その為には、会社の情報を出来る限りたくさん自社ホームページ等で提供する必要があります。現在の労動者は、スマホなどで調べ、労働者間で情報を交換し、常に比較検討しています。その点を理解した上で求人をする必要があると思います。

なお、求人後の採用試験・採用後の教育なども求人と一体で改善・見直しする事をオススメします。



写真は今日の夕食のメインは、ブリの照り焼き・ポテトサラダ・きゅうりの酢の物・えのきの佃煮です。ブリの照り焼きが美味しかったです(^^)。
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