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2015年04月27日23:43

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ヒビノキ417（４月19日～４月25日までの１週間／週後半）

４月19日～４月25日までの１週間分の日記です。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日～土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日～水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2015／４／23／Thursday
　

　モキュメンタリーかっこいいな。
　ＣodにしてもMGにしても、あくまでフィクションの話で、
　架空技術や未来技術が軍事転用されるってスジなんですよね。
　ただ、このBO３のフェイクモキュメンタリーが言う様に、
　技術革新があまりにも普及した場合、悪用する人々も技術を手に入れ、
　いずれは国家でコントロールできなくなるかもしれない。

『放課後のプレアデス』第３話　「５人のシンデレラ」
http://sbr-gx.jp/
水着変身でテコいれ！　やったぜ！
……う～ん。結局、１話、２話、３話でやってることが一緒って感覚。
すばるたちがエンジンの欠片（部長の船の欠片）の回収に行き、
みなとに邪魔をされる……って流れが。
部長が今回５人に語る可能性うんぬんの話は、
おそらくエンジンの欠片を収集しきれたとき５人の願望が成就する。
可能性が確定・決定して未来の行き先も変化する……って、ことなんでしょう。
流れ星に願う……って部分にかけてるのかな？
ただ、その説明部分は説明部分で分離していて、
そこから物語が展開するわけではない。おそらく今後、
５人――すばる、あおい、いつき、ひかる、ななこ――
の個々の話を掘り下げていくんでしょう。今回の掘り下げは、
もしかすると、いつきへスポットをあてた話なのかな？（だとした場合、弱目かも）。
ただ、主線（上記のエンジンの欠片の回収 → みなとに邪魔をされる）
の部分は変化がなさそうだ。作風部分でバトルって展開にもっていけそうもないし、
このままだと、いま以上に変化の展開はないかもな。
もうちょっとだけメリハリがほしいです。
視聴を打ち切るか、週の前半に感想を回し、継続するのか？　微妙な状況。

『パンチライン』第３話　「火星人、襲来」
http://www.punchline.jp/
……う～ん（またかよ）。「これってまさにゲームだよな」って感想は納得。
もともとの企画がアニメではなくゲーム媒体として書かれたもの。
今回も伏線をバラまいただけの印象。
１kmのいずれ地球に衝突する惑星を各国は隠蔽。Qmay会は陰謀を防露している。
明香はロボットで、みかたん（ストレンジジュース）はいずれ救世のヒーローに。
そのみかたんのサポートが明香の存在理由。
ムヒ（先週のクマ）をねらう赤い眼鏡みたいな正体不明の人物が登場。
その窮地を救う正義のお助けマン、宮沢賢治。
……で、ストレンジジュースの正体バレ。
おそらく、このアニメをゲームにすると複数の登場人物の時系に、
いつでもアクセスでき、それぞれの視点から物語が進行して補完していくはず。
ゲームだとうまくいく。ただ、そのゲームの文法をアニメに落し込まれてもなあ。
その不明部分（同時進行している物語と伏線消化）が視聴しているヒトには見えず、
伏線の垂れ流しにつながっている。
なんだか原作はないけれど、原作があって、その不明部分は原作で消化しようよ！
って、いわれている感覚。
「６話まて見てね」って脚本の文言だと、あと３話視聴しないと。
でも来週は、もう感想がないかもしれません。

■2014／４／24／Friday
　あつすぎ。

『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』第４話　「弱者（サポーター）」
http://danmachi.com/
ベルの急激な成長（レベルアップ）に驚くエイナ。だがレベルは充分。
７階層への挑戦は許可するしかない。
そうなったときに必要な装備は防具。
エイナはオフにベルと一緒に防具の買い物にでかけ……。
いままで目立ったヒロインは神様だけだったけれど、
怒涛のようなラノベの本懐的ハーレム展開。
その一員、サポーターのリリルカ・アーデと出会うベル。
ベルは彼女へ冒険の手助けを願う。
だが、リリルカの目的はベルが使うヘスティア・ナイフ。
彼女はまんまとヘスティア・ナイフを盗み出し、売却しようとするけど二束三文
（そりゃそうだ。ベル専用武器だし）。
その所業を「豊饒の女主人」のウェイトレス、リューに発見されてしまい……。
（おそらく）所属するソーマ・ギルドの影響でやさぐれているリリルカが、
ベルの純粋さに絆（ほだ）され好意をもつのは予定調和。
なんだろうか？　ソーマ・ギルドは団員の収入をピンハネでもしてるの？
だとするなら次回はソーマ・ギルドをなんとかする展開になるんだろうな。
リリルカに最初に手をあげようとした冒険者は、
手癖の悪いリリルカにベル同様なにかを盗まれたってこと？

『シドニアの騎士　-第九惑星戦役-』第３話　「針路」
http://www.knightsofsidonia.com/
不死者たる船員団を落合のクローンが殺害し、小林はレム星系へ針路を取る。
目的は星系に駐留している大シュガフ船を破壊すること。
人類と奇居子（ガウナ）の闘争を終決させるため。
一方、シドニアは嵐の前のしずけさ。
新型素材を使用した衛人の開発。
昏睡状態にあった仄焔の目覚めと谷風のラッキースケベ。
針路変更と戦時体制への急激な移行に小林の動向をいぶかしむヒ山。
ガウナ殲滅を岐神（落合）は語り、谷風はガウナの理解を語る。
そんななかで、ガ５50が、突然、シドニアを襲撃し……。
結局、この物語の最後は落合と谷風の主義の対決で、理解と融和なんだろうな。
まあ、それはおいておいて、小林はガウナとの対決を決意。
岐神（落合）の開発した融合個体の存在を許可したのも、
戦時兵器としての有効性のための選択。彼女自身も十分危険は理解している。
それでも……ってところか。
ガ５50の出現につむぎと岐神（落合）は単身出撃。
だが、ワナにとらえられて通信途絶。
それを救い出しに向かう、衛人の96機掌位はかっこよかったです。

■2014／４／25／Saturday
　午後から王子神谷でTRPGのセッション――。
　『ハイパーT&T』のプレイヤーをやらせてもらいました。
　GMと参加者のみなさんはお疲れ様でした。

　

　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%88%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%AB%E3%82%BA%26%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%82%BA

　ちょっと当日は体調が悪く、承知を押して行ったので、声がヘンでごめんなさい。

●登場キャラクター（50音順）

▼PC①　うっかりのフィンディル／男／エルフ／魔術師
エルフ＋魔術師の生粋の術師担当。おそらくT&Tは魔術師が死の刃や魔剣を使用してくれるのが戦闘の当たり前であって、その意味では戦士以上に必要な役割。バルログの炎の鞭にこだわるあたり、いずれは破滅するかもしれない。

▼PC②　終末のヴァンス／男／人間／盗賊
T&Tの盗賊のロールモデル、切れ者キューゲル。その作者（ヴァンス）から名前を戴き、キューゲルの登場する「終末期の赤い地球」をもじり２つ名に。なにが終末なのか不明。強味は個人修正の高さ（のみ）。自分のキャラクター。

▼PC③　正直者トゥルージャン／男／人間／戦士
ブロードソード＋プレートアーマーとオールドスクールな格好を選択した伝統の戦士。真実はこうだ。【器用度】が不足し刃の付く武器がブロードソードしかもてなかったのである。22点の防御力は、まさしく鉄壁。パーティーの壁役。

●プレイの内容

□■
トロール大陸。 *1 そのどこかにある高山。
PCは、高山高所が抱く村落に、隊商の護衛をかねて同行していた。*2
一行は、その高山の山道でオークらが襲撃していた一団を発見。
１人の戦士風の少女（ジア）と、魔術師の女性（コリーン）を救い出す。
ヴァンスは、いささか雰囲気にそぐわない格好 *3 のジアが、
右腕ではなく左腕をあえて選択し、“長剣”を使用していたことに注意する。
一方、博識、ぶっきらぼうで、“超然”を抱く知的美女（コリーン）の登場に
「GMのあいかわらず趣味」を感覚しつつも黙っていた。*4
どうやら２人は、ジアが執り行う村落の通過儀礼に必要な、
“長剣” *5 を回収していたところだったらしい。
そこをオークに襲撃された。
村落へ２人と戻る途中、PCは通過儀礼の詳細を聞く。
どうやらジアの一族（ミハエリ一族）はドラゴンスレイヤーの血を引き、
一族はドラゴンを討伐した山頂のカルデラで儀式を執り行うとのことだ。
コリーンはPCらと一緒の流れ者。
目的は儀式ではないらしい。
フィンディルに自分の探すゲート・クリスタル *6 なんちゃらと聞いてはいたが、
PCはくだんのアイテムについてなにもわからなかった。

■□
後日、PCは、ジアの通過儀礼を手伝うよう、
村長――ジアの父親――に依頼され山頂へ向う。
前日の晩に村長とジアの身体を犯す呪い、竜鱗や蛇眼、
その片鱗の特徴に興味をもったからだ。
登山の道中、儀式の護る伝説のグリフォンにPCらは一頭のアルパカを購入・準備した。
だが、コリーンの交渉を得て、*7 PCは無事山頂にあがる。
儀式開始。途中、シャドウ・デーモンの襲撃が。
トゥールジャンが器用度と不器用へ呪いを吐いてデーモンを魔界へと送り還す。*8
儀式は成功……？　ただ、どうにも奥歯に“もの”がはさまった感覚。
くわえて一行が村落へと戻ると、周囲はオークに包囲され、
頭領のユードリックなる騎士が村長と交渉している。
騎士はドラゴンの噂を聞き、ドラゴンを討伐しにきたとのこと。
ヴァンスが一連の２人の会話を姿隠しの魔法で透明になって盗み聞きしたのだ。
ユードリックは翌日の昼に村落を無理矢理押し通り、山頂に向うと宣言。
「住民を傷つけ害することはないと」と語る騎士の出方がわからずに、
一行は、トゥールジャンをもう１人のドラゴンスレイヤーに仕立て、
騎士に話を聞きに行った。*9
そうしてユードリックがバルログだと判明するのである。*10

□■
結果から書くと、このあたりで我々（PC）は“主人公性”をなくしていった。
PCが取る“行動”の意味がシナリオで薄目になっていったのだ。
終了したあとにもいったが、
「ドラゴン vs バルログの構図にPCが蚊帳の外におかれてしまったこと *11」
「PCの危機と物語の危機がうまくつながらず動機を作り出せなかったこと *12」
ただ、ドラゴンだったコリーンの存在も想い出せば問題だ。
彼女が（ほぼ）物語の舵を取り、問題解決するからである。*13
彼女がいなければ我々が「ゲート・クリスタルの真実を探り出し *14」
「ジアは目立ち *15」「ジアの儀式へ介入でき *16」
「グリフォンやユードリック（バルログ）と戦闘する山場もつくれただろう *17」
最後に人間の女とカケオチした放蕩ドラゴン
（コリーンの兄で山頂にあった魔界の門を自ら封印したドラゴン）をPCは説得した。
結果の展開は「兄妹のドラゴン」の設定がなくとも（コリーンが不在でも）
成立できたはずだ。*18
いずれにしろドラゴンの封印が解け、山頂上空でバルログと怪獣決戦するなか、
PCは露払い的にレッサーデーモンとちまちま戦っていた。*19
いまミハイル一家をむしばんでいた竜の呪いは解け、
一家への貸しのもと古竜が高山山頂を飛び回るという――。*20

●脚注
※１　『トンネルズ＆トロールズ』の舞台で大陸はドラゴンの形状を模す。
※２　“護衛している”の事実のみによって２00gp手に入る簡単なお仕事です。
※３　ガントレットをつけて腰に剣を佩（は）く。ガントレットの意味は「竜化している彼女の右腕の変異を隠す演出」の呼び水であったのだろう。
※４　こういうキャラすきだよねえ。GM。男女とも。個人の嗜好ですから、どうこういいませんが（笑）　ただ、※13も参照。
※５　ブレイド・オブ・ホープの名を持つ。真実の正体は山頂のドラゴンの持ち物で※６でコリーンが捜索しているゲート・クリスタルそのもの。
※６　※５を参照。儀式でジアが使用し、自分も回収を手伝うブレイド・オブ・ホープがゲート・クリスタルの正体であった。すくそばにあるじゃん。
※７　※13も参照。コリーンが（ほぼ）問題解決をしてしまう悪い例の１つ。
※８　トゥルージャンはプレートアーマーを着て高い防御力を誇り、個人修正もそこそこなのだが唯一の欠点は低い【器用度】だ。シャドウ・デーモンは攻撃の命中以前に【器用度】のセーヴィング・スローに成功しないと攻撃がはずれてしまう天敵のような相手。
※９　「バルログ」だということにビックリしてドラゴンスレイヤーうんぬんの話はまったく関係なくなってしまった（笑）
※10　http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%90%E3%83%AB%E3%83%AD%E3%82%B0
※11　こっちは２レベルのPC。一方相手は「空を舞う巨大な火を噴く蜥蜴」と「業火の悪魔ヴァララウコ」だ。そのアイコンイメージで「我々にはどうにもならない」とかんがえてもおかしくない。
※12　これも言ったがユードリックが、たとえば村落を無理矢理押し通るときに破壊・殺戮を行う……とすれば動機になりやすかったろう。その動機の呼び水になるためにユードリックはまさしく「悪魔的な人非人」にしたほうがよかったかも。
※13　※４や※12も参照。GMがＮPCに“愛”を注ぐ気持はとてもわかるのだけど、“愛”を注ぎすぎてもいけないのだろう。コリーンとユードリックは「GMの好む要素を抱くキャラクター」になりすぎて、PCの背を押す物語のコマ（憎むべき敵や、本人の欠点にPLが反感 or 協力を抱く）になりきれてないのだ。ＮPCの魅力を伝播するのはGMの重要な作業だ。ただ、GMが想像するほどＮPCの格好や性格はPLに伝播しないものだ。“愛”うんぬんなく２人の問題だけ書くならば「欠点がなくて反感も共感も抱けないところ」かもしれない。
※14　PCがゲート・クリスタルを捜索する立場ならクリスタルへの興味と秘密を自然に呼び込むことができる。
※15　ふふふふ。あの目立った女魔法使いは“もう”いないのです。
※16　儀式の性質と説明をしてくれたコリーンがいないので。
※17　コリーンがいなければグリフォンやユードリックと行う交渉や戦闘にはPCが全部矢面に立つしかない。というか“そうする”しかない。
※18　このシナリオでPCの主人公性を保持するのは案外簡単かもしれない。まず、コリーンの存在をなくし、ゲート・クリスタルの調査と捜索はPCが担当する（この依頼はユードリックが行う）。“長剣（ゲート・オブ・ホープ）”の正体がわかり、山頂のドラゴンの封印と魔界の門の関係がわかる。さあ困った。ユードリックが真実を知る。PCは自身でユードリックと対決する、もしくは、ドラゴンの封印を解き協力をあおぐ。
※19　しょせんそのあたりが２レベルPCにお似合いの仕事かもしれない。皮肉でもなんでもなく。
※20　まあ、最後は綺麗にまとめた感覚。全員の協力で。

『Fate/stay night Unlimited Blade Works ２ndシーズン』第16話　「冬の日、願いの形」
http://www.fate-sn.com/
ランサーニキは、マスター同士の夫婦漫才を見守る空気を読むイケメン。
あとハートキャッチギルさま。
イリヤが殺害された光景に反射的に姿を現す士郎。威勢のいい海産物ワカメ
……いや慎二。だが、ギルは凛の機転（慎二を殺害する）と
「“器”には彼女がふさわしい」の言葉を残し去る。イリヤの心臓を引き抜き――。
２人はイリヤの墓を作り、今後の方針を話し合うが、
自身より他者を優先する士郎の異常を凛は責め……。
人間は自身を最優先にかんがえて行動する。
だけれど士郎は他人を優先する。
その異常。だが異常をつらぬく士郎の意志。
一方、他者を護り、他者のために行動する意味は、士郎が言う様に、
どうしようもなく“尊くて”“正しい”。
その厄介な性格を相互理解しつつも、士郎と凛は協力を申し出たランサーと共闘。
キャスターとアーチャーが潜む教会へ対決に向う。
凛ルートはライダー“以外”、全部のサーバントに見せ場があっていいな。
来週はアーチャーとランサー、葛木のマジカル拳法、
キャスターと“秘策”を抱く凛の対決か。
いずれにしても中盤最後の山場だね。

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