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2015年04月04日19:23

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美術館では静かにしなくてはいけない? 

美術館の中で大きな声で会話している人を見かけて不快な気分になったことがあるのならば…静かにしなくてはいけない。疑問の余地なく。 間違っても乳児を連れて入らないこと(!)

では作品の前で男女のカップルが仲むつまじくよりそっているのはどうだろうか。
あれは許容範囲。あれやこれや談笑したりしているのは妬ましくも微笑ましくも映る。名画や名演の前で感動を共有するのは自然な行為。控えめで小声が良い。平日の空いた時間帯などによく見かけたものだ。
 
もう30年以上も前のピカソ展での人づての話。
巨匠初期のエッチングで『貧しき食事』が展示されていた。描かれているのは安物のワインとパンとスープだけの質素な食事をする夫婦らしき二人。女のほうが不満げな表情を露にして男がなだめている…そんな情景。
 
その作品の前での若い恋人同士と思えるカップルの会話が秀逸だった。
「まるで私たちみたいね…」
「うん、……この絵のポスター買っていこうか?」
「だめよ、そんな無駄使いしちゃ」


「美術館ではなぜ静かにしなくてはいけない?」――プロの見解
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=116&from=diary&id=3355448
「美術館ではなぜ静かにしなくてはいけない?」――プロの見解 10
2015年04月04日 18:02 教えて!goo ウォッチ
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「美術館ではなぜ静かにしなくてはいけない?」――プロの見解
美術館の中で大きな声で会話している人を見かけて、不快な気分になったことはないだろうか。
3月に実施したキャンペーン「教えて!goo TRAVEL」に「美術館ってなぜ静かに鑑賞するのがマナーなのでしょう?」という質問が寄せられていたが、確かに理由はあまり考えたことがない。
そこで、みんなの意見を紹介しよう。

■周りの人の迷惑になるから

「マナーというものは、基本的にまわりのお客さんの迷惑にならないようにすることです」(よっちさん)

「日常の喧騒から離れ、静寂性を求めて来場される方も多いからではないでしょうか」(for_yuさん)

など、「静かに観たいという人が多いから」というコメントが目立った。
ではなぜ静かじゃないと迷惑になるのか、というところまで踏み込んだ回答はこちら。

「誰かの主観的な解釈が耳に入ると、そういう先入観で作品を見てしまって、自分の独自の感性でその作品を捉えることができなくなってしまうから、なのではないかと私は考えています」(ゆいとさん)

「音や雰囲気といった『空気感』を含めて作品を演出しているから、だと思いますよ。同じ芸術作品でも、街中の雑踏のなかで見た場合と、厳かな雰囲気の中で見た場合、きっと印象が違ってくると思いませんか?」(ojisansさん)

続いて、プロの意見を聞いてみよう。解説してくれたのは、マナースタイリストの飯田さんだ。

■美術館は作品を鑑賞する場所

「作品について感想を話したり、意見を述べることは禁止されていません。でも、大声で喋る、ただの世間話、携帯電話などは他の鑑賞者の妨げになるのでマナー違反ですね」(飯田さん)

マナーとしては、鑑賞に関係あるなら話すこと自体は問題ない。しかし、「館内はお静かに」という看板が掲げられている美術館では会話は少し控えたり、鑑賞後にするなどの配慮が必要だという。

では、なぜ「鑑賞中は静かにするべきだ」というマナーが出来たのだろうか? その点についても聞いてみた。

「日本では、社寺が所蔵する宝物が定期的に『開帳』される習慣がありました。普段は見ることができないものを拝観できるので、人々は感謝し、その時間を大切にしました。この習慣が広まり、現代でも芸術品が鑑賞されるようになったのです」(飯田さん)

静かに鑑賞することは、芸術品と対話したり、敬意を示すといった気持ちの表れ。先人たちのそんな思いが、現代まで残ったのではないか、とのこと。

「芸術品には作家の『こころ』があります。美術館は、作品にふれることでその『こころ』を自分なりに読み解き、解釈し、愉しむ場所。その空間にふさわしい行動こそが、美術館での鑑賞マナーなのです」(飯田さん)

いつも、作品ではなく解説ばかり読んでいる……という人、いないだろうか。
心を静めて作家の声に耳を傾けてみれば、その作品の新たな一面が見つけられるかもしれない。

「ひとつの答えに執着せず、感じることを大切にする。様々な作品を見比べ違いや共通点を見つけ出す。自分なりに作家や作品を読み解くことを愉しむ。作品の背景にふれて、絵に込められたメッセージを自分なりに読み解く。これらは大人のたしなみです」

と飯田さん。これから美術館に行く人は、参考にしてみてはいかがだろうか。

●専門家プロフィール:飯田 祥子(いいだ ようこ)
マナースタイリスト。ウエディングコンサルタントの経験と知識を活かし、「絆やつながりを深める真のマナー」を提案。女性の魅力をひき出すプロフェッショナルとして、研修・講演や執筆監修など幅広く活躍中。

(酒井理恵)

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